民泊や小規模ホテルにとって、ノーショーは致命的です。

ノーショーとは、予約したゲストが現れないことを言います。

最悪の場合、宿泊費は回収できません。

今回、ノーショーリスクの高い予約が入りやすい期間を調査しました。

適切な予約受付期間を設定し、ノーショーリスクを下げましょう。

予約受付期間:7ヶ月未満でノーショーリスク低減

予約受付期間を7ヶ月未満に設定すると、ノーショーリスクは低減します。

7ヶ月以上先に入る予約は、ノーショーリスクが高い傾向にあります。

以下は、ノーショーリスクがある予約の割合を示した棒グラフです。

横軸は、予約確定日からチェックイン日までの期間を示しています。

※赤い軸:ノーショーリスクが0.5%以上

以下、上記の数値を算出した方法を解説します。

ノーショーリスクの調査方法

『無効なクレジットカードの予約 = ノーショーリスクあり』

と定義し、全予約に占める無効カードの予約の割合を調査しました。

以下は、既出の棒グラフの元となったデータの一覧表です。

Beds24で予約受付期間を7ヶ月未満にする方法

料金▼ > 日別料金詳細設定で設定します。

①日別料金の編集ボタンをクリック

②レートの有効期間を『210』*にしてセーブ

*7ヶ月 = 210日

③上記操作を日別料金の数だけ繰り返し行う

以上で、予約受付期間 = 直近7ヶ月未満の設定が完了します。

7ヶ月以上先のBeds24カレンダーに料金が入力されていても、

OTAや予約エンジンには反映されないので、ご安心ください。

注意

Trip.com(Ctrip)ではこの機能が反映されない事例が報告されています。

Trip.com利用者は、手動で7ヶ月先の売り止めを日々解除してください。

ノーショー予約を予防するその他の方法

カード情報がないと、ノーショーの際、費用の回収はほぼ不可能です。

故に、予約時のカード情報入力は必須に設定しましょう。

カード情報が無効なゲストには、カード情報更新の依頼をしてください。

依頼に応じないゲストは、宿側からキャンセルすることができます。

参考:Booking.comオンライン決済+Beds24事前決済でノーショーを防ぐ

あらかじめノーショーしそうなゲストを検知・把握することも大切です。

参考記事

OTAでできるノーショーをしそうなゲストの対策

不正カードや決済失敗の通知

最後に

ノーショーリスクを下げるために、予約受付は7ヶ月未満に設定しましょう。