民泊や小規模ホテルにとって厄介な『ノーショー*』。

*連絡なしに当日ゲストが現れないこと

ノーショーをしそうなゲストを検知・除外ができると便利ですよね。

実は、一部のOTAではその機能が実装されているのです。

主要OTA4社を調査

下記OTAで、ノーショーをしそうなゲストの予防機能の有無を調べました。

  • Airbnb
  • Booking.com
  • じゃらん
  • 楽天トラベル

以下、OTAごとに詳しく解説します。

Airbnb

ノーショーしそうなゲストを検知

Airbnbは宿がゲストのレビューを事前に確認することができます。

低レビューのゲストに対しては、特に慎重に対応*しましょう。

*いつも以上に丁寧に連絡を取り合うなど

なお、『低いレビューのゲスト=ノーショーをする』とは言い切れません。

とはいえ、高いレビューのゲストはまずノーショーをしないでしょう。

ノーショーしそうなゲストを除外

宿は、『今すぐ予約』で受け入れるゲストの要件を設定できます。

この機能で、あらかじめ低レビューのゲストは除外しましょう。

Booking.com

カード情報の入力を必須にすることで、検知・除外ができます。

不正なカード情報のゲスト

不正なカード情報を更新しないゲストは、宿からキャンセルしましょう。

正しい情報に更新したゲストについては、ノーショーをしたとしても、

後からキャンセル料を徴収することができます。

Booking.comペイメントを導入

ノーショーによる未払いは、ほぼなくなります。

施設によっては、手数料が上がるのでご注意ください(詳細)。

楽天トラベル

ノーショーをしそうなゲストの検知が可能です。

出典:「楽天トラベル利用規約」改定のお知らせ

機能は、管理画面から申し込むことによって利用できます。

宿には、スコアが明記された予約リストが、週2回送られてきます。

そのリストから、ノーショーしそうなゲストの判別が可能です。

該当ゲストに絞って、慎重な対応を行いましょう。

なお、ノーショーしそうなゲストを事前に除外する機能はありません。

じゃらん

ノーショーしそうなゲストを検知、除外する機能はありません。

決済手段をオンラインカード決済のみに設定し、被害を防ぎましょう。

なお、一度ノーショーしたゲストは、じゃらんから予約できなくなります。

出典:じゃらん

最後に

OTAごとに、ノーショーをしそうなゲストの対策を実施しましょう。