併売とは
併売とは、同一の部屋を異なる形態で同時に販売することを言います。
以下に、「バラ売り」と「一棟貸切」を同時に集客する例を上げます。
施設の内容(仮)
・3階建(1F、2F、3F)
・フロア毎に1組宿泊可能
・各部屋の最大収容人数は4名
バラ売りとは
バラ部屋(1F、2F、3F)それぞれで集客する方法です。
バラ売りの特徴
・少人数の予約が入りやすい。
・「虫食い」が発生しやすい。
一棟貸切とは
1F、2F、3Fをまとめ、施設をまるまる貸切にして集客する方法です。
一棟貸切の特徴
・大人数の予約の需要を取り込むことが可能。
・1件予約が入ると、該当日の稼働率が100%になる。
・場所や時期によって、大人数の予約の需要がない場合がある。
なお、1〜3Fを「部屋タイプ売り」している場合も、一棟貸切との併売は可能です。
「バラ売り」と「部屋タイプ売り」の違いについて詳しくはこちら。
手動で併売をする場合の注意点
バラ部屋、一棟貸切、いずれかの部屋タイプに予約が入ったら、一方の在庫を閉じる必要があります。
必要な作業の例
・1Fに予約が入ったら、一棟貸切の在庫を閉じる必要あり。
・一棟貸切に予約が入ったら、バラ部屋(1F、2F、3F)の在庫を閉じる必要あり。
※Blackout = 売り止め、クローズ
併売の在庫調整はBeds24で自動化
Beds24はバラ売りの在庫と、一棟貸切の在庫を自動で調整します。
・バラ部屋のいずれかに予約が入ると、一棟貸切が自動でクローズ。
・一棟貸切に予約が入ると、全てのバラ部屋が自動でクローズ。
参考動画
Beds24で併売を実現する方法と注意点
併売を実現する方法
OTAに一棟貸切の部屋タイプを作成し、メールサポートに「併売の設定をしてほしい」と送るだけでOKです。
OTAとの連動や在庫調整の自動化は、弊社で実施します。
注意点
Beds24の月額料金が若干上がります。一棟貸切の部屋タイプなどが増えるためです。
ご不安な場合は、事前にお見積をご依頼ください。
設定後の注意点
片方の部屋タイプのみ売り止めにされたい場合、売り止めにしたい部屋タイプの料金を空欄(0円)にしていただくようお願いいたします。
売り止め(Blackout)にしてしまうと、もう1つの部屋タイプの在庫も閉じてしまうためご注意ください。
最後に
複数部屋ある施設をお持ちの場合は、一度、一棟貸切での販売を検討してみてはいかがでしょうか。
併売であらゆる客層の需要を取り込みましょう。
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