1.登録形式を統一してコスト削減

OTAとサイトコントローラーの登録形式は統一しましょう。

統一することで、無駄なコストを削減できるかもしれません。

以下、OTAとBeds24の連動の仕組みを元にした、詳しい解説です。

2.OTAとBeds24 連動の仕組み

OTAのHotel ID(施設 ID)は、Beds24のプロパティIDに、

OTAのRoom ID(客室 ID)は、Beds24の客室IDに紐付きます。

3.登録形式が異なるとコストが上がる理由

OTAとBeds24で登録形式が異なっていても、連動は可能です。

ただし、接続用にプロパティや部屋タイプを追加しなくてはいけません。

追加した分、月額利用料が上がってしまいます。

なお、1つのプロパティIDに対する複数Hotel IDの紐づけは原則できません。

4.Agodaは登録形式の統一が不要

Agodaの場合、1つのプロパティIDに対し、複数Hotel IDの連動ができます。

故に、登録形式の統一は不要です。

5.Airbnbに登録すべきリスティングの数

Airbnbには施設IDの概念がありません。

リスティングの数は、他のOTAのRoom IDの数と統一しましょう。

6.『バラ売り』と『部屋タイプ売り』

『バラ売り』と『部屋タイプ売り』の両立もできません。

それぞれの特徴について詳しくはこちら

なお、通常民泊は『バラ売り』しかできません。

しかしながら、Beds24と連動することで『部屋タイプ売り』は可能です。

3.で前述した、接続用の部屋タイプを利用することで実現します。

この場合は、コストを払ってでも行う価値はあると言えるでしょう。

詳しくはこちら

7.登録形式が統一されている/されていない場合の費用比較

例えば、Airbnb、Booking.com、じゃらんで集客するとします。

じゃらんのみ、登録形式を統一しなかった場合の差額は、以下の通りです。

じゃらんの登録形式を統一しなかった場合の図解(Airbnbは省略)

じゃらんの登録形式を統一した場合の図解(Airbnbは省略)

8.最後に

OTAとサイトコントローラーの登録形式は統一しましょう。

無駄なコストの発生を抑えることができます。

なお、OTAによっては登録形式を統一できない場合*があります。

*部屋ごとにHotel IDを発行する決まりになっている場合など

詳細はOTAのサポートにご確認ください。