ゲストの中には、問題を起こす方がいます。
残念ながら、そのようなゲストの再訪を未然に防ぐ方法はありません。
せめて、そのゲストから予約が入った際に気づけるようにしたいですよね。
Beds24で、要注意人物の再予約を検知できるように設定しましょう。
通知とアイコン自動付与を設定
該当ゲストから予約が入った際に、通知が送られる設定の解説です。
通知と同時に、アイコンも自動で付与されるようにしましょう。
オートアクションにて、電話番号を元にゲストを検知するよう設定します。
※ゲストが電話番号を変えた場合は、作動しません。
1.トリガーを設定
①ゲスト管理 > オートアクションで新規アクション作成
②トリガータブの最下部『変数』を以下のように設定
- 左の枠に[GUESTPHONE]と入力
- 右側の枠に電話番号の下8桁をハイフンあり/なし両方で入力
- 番号は『|』で区切って入力
*OTAによって、番号の頭に国番号あり/なしが異なるため下8桁を入力
*ハイフンあり/なしもOTAによって異なるため、両方の番号を入力
*問題のあるゲストが増えた場合は、『|』で区切って電話番号を追記
2.メッセージ(またはWebhook)を設定
メール通知を設定する場合は、メッセージタブを編集します。
LINE通知を設定する場合は、Webhookタブを編集してください。
3.予約情報を設定(アイコン自動付与)
アイコンに紐づくInfoコードを入力します。
*アイコン用テキストの入力は不要
4.設定を有効化
オートアクションの名前を入力し、オートにしましょう。
以上で、該当ゲストから予約が入った際に、以下が自動で発動します。
- 予約通知
- アイコン付与
宿泊拒否は基本できない
多少のクレーマーからの予約は、断れないのが現状です。
宿は、以下の理由以外でゲストの宿泊を拒否することはできません。
- ゲストが伝染病の疾病にかかっていると明らかに認められる
- ゲストが違法行為、風紀を乱す行為をする恐れがあると認められる
- 宿泊施設に余裕がないとき、条例で定める事由がある
参考:旅館業法/厚生労働省
最後に
問題のあるゲストの再予約を検知する設定をしましょう。
前もって知ることで、慎重な対応が可能になります。