この記事は、旅館業、特区民泊で複数室を運営する人向けの内容です。

通常、Airbnbのリスティングは複数室在庫を設定することができません。

よって、Airbnbでは『部屋タイプ売りができない』と考えて当然です。

しかし、1リスティングでも部屋タイプ売りする方法は存在します。

条件は、サイトコントローラーとの連動です。

以下に詳しく解説します。

『部屋タイプ売り』とは

1つの部屋タイプに、複数の在庫を持たせて販売する方法を指します。

バラ売りよりも、稼働率が高くなるのが特徴です。

また、Beds24の場合、月額費用の削減にもつながります。

詳しくはこちら

『部屋タイプ売り』するための条件

下記の全項目がほぼ同じである部屋が、複数室ある必要があります。

  • 部屋の広さ
  • 間取り
  • ベッドの大きさや家具の種類
  • 部屋の雰囲気やデザイン

〜部屋タイプ売りができる例〜

〜部屋タイプ売りができない例〜

1リスティングで『部屋タイプ売り』する方法

シングルの部屋が、3室あると仮定して解説します。

①Airbnbにシングルのリスティングを1つ用意

※リスティング名に部屋番号は記載しません。

②Beds24に1棟・1部屋タイプ・3室のプロパティを用意

③AirbnbとBeds24を連動

以上で準備は完了です。

Beds24の在庫がゼロにならない限り、Airbnbで継続して集客が可能です。

なお、設定後はAirbnb管理画面のカレンダー表示にバグが生じます。

とはいえ、予約などに悪影響があるわけではないので、ご安心ください。

民泊新法の宿にこの販売方法は非推奨

技術的には、前述の方法で『部屋タイプ売り』を実施することができます。

しかしながら、180日の制限がすぐに埋まってしまうため、推奨しません。

民泊新法の宿が『部屋タイプ売り』を実現するには

室数分リスティングを用意した場合も、部屋タイプ売りは可能です。

画像のように、Beds24に予約が通る部屋を作成することで実現します。

詳しくはこちらの記事をご確認ください。

記事ではBooking.comを例にあげていますが、Airbnbも同様です。

もちろん、設定は弊社サポートスタッフが代行します。

最後に

旅館業、特区民泊で複数室運営する人は、部屋タイプ売りがオススメです。

Airbnb1リスティングでも実施でき、稼働率アップが期待できます。

他のOTAを、どう登録すべきかご不明な方はこちら