民泊の世界には、多くの専門用語があります。

今回は、しっかり押さえておきたい基本ワードの解説です。

民泊専門用語 基本の10ワード

部屋タイプ

シングル、ツインのような部屋の区分。

一軒家タイプの場合、部屋タイプは『一棟貸し』のように表現します。

参考:【旅館・ホテル】部屋タイプについて

在庫(室数)

宿に泊まれる組数(室数)。

建物内にある部屋の数とは別物です。

一軒家で4LDKの場合も、1日1組しか泊まれないので在庫は1です。

OTA(Online Travel Agent)

ネット上だけで販売を行う旅行会社。

Airbnb、Booking.com、楽天トラベル、じゃらんなどがOTAです。

あまり深く考えず、『OTA=宿泊予約サイト』と覚えておきましょう。

あなたの民泊を、OTAに掲載することで、予約受付が可能になります。

参考:2023年 民泊向けOTAランキング

ダブルブッキング(オーバーブック)

異なるゲスト同士の予約が誤って重なること。

複数のOTAで販売すると、常にダブルブッキングのリスクが生じます。

サイトコントローラー

複数OTAや予約エンジンの在庫・価格・予約を一元管理するシステム。

ダブルブッキングの防止や、料金設定、予約管理の効率化を担います。

参考:サイトコントローラーとは

PMS

宿のフロント業務を管理するシステム。

ゲストへの連絡や会計業務の自動化、データ分析などを行います。

参考:PMSとは

自社HP(公式サイト)

宿のホームページ。

ご自身で作成する方もいれば、プロに依頼する方もいます。

参考:【2023年】無料のホームページ作成サービスのおすすめ(後略)

予約エンジン

自社HPから、オンライン予約を受け付けるためのシステム。

電話やメールによる予約受付の手間を、大幅に削減することができます。

参考:予約エンジンとは

手仕舞い

予約の受付終了日(時間)。

当日予約が入らないようにするには、手仕舞いを1日前に設定します。

食事提供をする場合は特に、手仕舞いの設定に注意が必要です。

参考:旅館・ホテルの「手仕舞い(てじまい)」

売り止め

手動で予約受付を止める(在庫を閉じる)こと。

部屋の改装工事などで予約を取れない期間に、『売り止め』をします。

最後に

民泊運営に欠かせない、10の基本ワードを解説しました。

専門用語を理解し、よりスムーズな民泊運営を目指しましょう。