宿泊療養施設で学んだ「消毒の方法」を解説

今回の記事の内容は、具体的な「消毒の方法」についてです。

コロナ禍において、感染防止対策は必要不可欠になりました。

宿泊療養施設*の業務に従事しているスタッフが学んだ内容をもとに解説します。

スタッフの経験をもとに、追加で行うことが望ましい対策も最後に紹介しています。

*宿泊療養施設とは

以下の条件に当てはまる人が滞在する施設です。

・コロナに感染した方のうち、無症状、軽症の方

・上記のうち、自宅療養ができない方

手指消毒の方法

アルコールを手に取る際、ポンプは必ず奥まで押し込んでください

アルコールの量が少ない場合、十分な消毒効果は得られません。

以下画像が手指消毒の手順です。

6、7の手順までしっかり行ってください。

画像元:厚生労働省

アルコールは各部屋の入り口や、デスクなどに設置しましょう。

トイレへの設置は不要です。

代わりに殺菌作用のあるハンドソープを設置しましょう。

モノを消毒する方法

電話やドアノブなど、人が触ることが多い箇所は、こまめに消毒しましょう。

1.キッチンペーパーや布にアルコールを十分に染み込ませます

2.消毒するモノを、一方向で拭きます(以下画像参照)。

3.消毒に使用したキッチンペーパーや布は捨てます。

4.手指消毒をします

画像元:エステー

追加で行うことが望ましい対策

手荒れのケア

人によっては、アルコールで手が荒れてしまいます。

手指消毒の後にハンドクリームを塗ると緩和されるようです。

あまりにも手荒れがひどい場合は、常にゴム手袋を着用しましょう。

机や床の保護

アルコールをこぼしたまま放置すると、材質によっては白く汚れてしまいます。

白い汚れは落とすのに手間がかかるので、予めシートを敷くなどの対策が必要です。

※スタッフの自宅の写真です。

アルコールによる汚れの落とし方は、以下のブログにわかりやすく解説されています。

アルコール消毒液によるフローリングの白濁の直し方(一級建築士と宅建士)

最後に

消毒のアルコールは、とにかくもったいぶらずに使うことが重要です。

感染防止対策を徹底して、ゲストに安心して宿を利用してもらいましょう。

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