宿泊療養施設で学んだ「マスクの付け方」を解説

今回の記事の内容は、具体的な「マスクの付け方」についてです。

誤った方法でマスクを着用しても、感染予防対策にはなりません。

宿泊療養施設*の業務に従事しているスタッフが学んだ内容をもとに解説します。

*宿泊療養施設とは

以下の条件に当てはまる人が滞在する施設です。

・コロナに感染した方のうち、無症状、軽症の方

・上記のうち、自宅療養ができない方

マスクの付け方

正しいサージカルマスクの付け方を紹介します。

1.手指消毒をします(詳細)。

2.ノーズフィッターを折ります。

3.マスクを鼻に当てて装着します。

4.マスク下部を顎まで伸ばします。

5.隙間ができないよう、調節します。

※隙間が気になる場合、上から薄手の布マスクを着用。

動画はこちら(YouTube:厚生労働省)

誤ったマスクの付け方

マスクは正しくつけましょう。

マスクを外す場面と、外す際の注意点

体を動かす作業中、苦しくなったら外す

清掃など、体を動かす作業をすると、人によっては息苦しいと感じます。

そのような場合は、無理せずマスクを外しましょう。

ただし、一人で作業していることが条件です。

苦しくならないよう、こまめに水分補給などの休憩を入れましょう。

一時的なマスクの外し方

飲み物を飲むなど、一時的にマスクを外す場合は、片側のゴムを脱着します。

マスクの布に触れて、顎の下にずらすのはNGです。

感染対策をより徹底する場合は「N95マスク」を着用

感染対策を厳しく徹底する場合、N95マスクがオススメです。

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上記で付け方を紹介したサージカルマスクは、自身が吐き出す粒子を拡散させない目的で着用します。

自身が吸い込む際に、ウイルスなどの侵入を防ぐ効果が高いのはN95マスクです。

少々高いマスクですので、以下の方法で再利用しましょう。

 

画像元:厚生労働省

N95の注意点

・普通のマスクに比べ、息苦しい

慣れてしまえば問題ないのですが、人によっては具合が悪くなってしまうかもしれません。

・マスク痕がはっきり残る

密着性が高いため、顔にはっきりとマスクの痕が残ります。

最後に

マスクは正しく付けることで、初めて効果が発揮されます。

感染防止対策を徹底して、ゲストに安心して宿を利用してもらいましょう。

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