宿泊療養施設で学んだ「マスクの付け方」を解説
今回の記事の内容は、具体的な「マスクの付け方」についてです。
誤った方法でマスクを着用しても、感染予防対策にはなりません。
宿泊療養施設*の業務に従事しているスタッフが学んだ内容をもとに解説します。
*宿泊療養施設とは
以下の条件に当てはまる人が滞在する施設です。
・コロナに感染した方のうち、無症状、軽症の方
・上記のうち、自宅療養ができない方
マスクの付け方
正しいサージカルマスクの付け方を紹介します。
4.マスク下部を顎まで伸ばします。
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5.隙間ができないよう、調節します。
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※隙間が気になる場合、上から薄手の布マスクを着用。
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マスクを外す場面と、外す際の注意点
体を動かす作業中、苦しくなったら外す
清掃など、体を動かす作業をすると、人によっては息苦しいと感じます。
そのような場合は、無理せずマスクを外しましょう。
ただし、一人で作業していることが条件です。
苦しくならないよう、こまめに水分補給などの休憩を入れましょう。
一時的なマスクの外し方
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飲み物を飲むなど、一時的にマスクを外す場合は、片側のゴムを脱着します。
マスクの布に触れて、顎の下にずらすのはNGです。
感染対策をより徹底する場合は「N95マスク」を着用
感染対策を厳しく徹底する場合、N95マスクがオススメです。
上記で付け方を紹介したサージカルマスクは、自身が吐き出す粒子を拡散させない目的で着用します。
自身が吸い込む際に、ウイルスなどの侵入を防ぐ効果が高いのはN95マスクです。
少々高いマスクですので、以下の方法で再利用しましょう。
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画像元:厚生労働省
N95の注意点
・普通のマスクに比べ、息苦しい
慣れてしまえば問題ないのですが、人によっては具合が悪くなってしまうかもしれません。
・マスク痕がはっきり残る
密着性が高いため、顔にはっきりとマスクの痕が残ります。
最後に
マスクは正しく付けることで、初めて効果が発揮されます。
感染防止対策を徹底して、ゲストに安心して宿を利用してもらいましょう。
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