合法民泊の運営には、掃除の手伝いをしてもらう方が必要不可欠です。そういう方々のやる気を引き出す知恵を、グロービス経営大学院を作った堀義人氏の記事から引用します。
以下、日経記事の抜粋です。
出典先の記事名
「社員のやる気を引き出す4原則 グロービス経営大学院学長 堀義人氏」
以下、記事の抜粋
社員のやる気を引き出す4原則が有る。
- 1つ目がロジックより感情に配慮すること。共感を示すことが大切だ。
- 2つ目が「良い・悪い」の判断はしないことだ。批判などは言語道断だ。判断を留保して、感情に配慮するのだ。
- 3つ目が自分の考えや手法を押しつけないこと。何かを伝えるときも主語は「You」ではなくて「I」、つまり「私があなたの立場だったらこうする」と示唆を与え、受け入れるかどうかの判断を相手に委ねる。
- 4つ目は秘密厳守だ。話し手が安心して悩みを打ち明けられる環境をつくることだ。
僕は経営者として振る舞うときには常にこの4つの原則に則りコミュニケーションしている。例えば会社の中で問題が起きたときは「それはダメだよ」というジャッジはしない。その社員の感情に配慮して「お疲れさま。大変だったね」と共感することから始まる。
「あなたはこうすべきだ」とも言わない。必ず「では、どうすればよいのか」を質問しつつ僕の体験を共有しながら「僕ならこうする」という示唆を与えるようにしている。質問と示唆を通して、本人がやりたいことと会社の方向性とが合致するように接している。
弊社から皆様へのメッセージ
皆様は掃除を手伝ってくださる方に、「給料を払うのだから、その分働いてくれ」という気持ちで接していませんか。掃除をしてくださる方は、非常に貴重なパートナーです。現代は、お金で人を動かそうとするのは非常に難しいことです。
皆様には、一緒に働くパートナー達に以下の赤字の文の様に接して頂ければと、弊社は考えています。
「掃除は非常に苦しく、辛い仕事です。手伝って頂いて本当に有難うございます。そして、私は合法民泊運営を通じ、地域経済や旅行者の方々に貢献し、社会の役に立ちたいと考えています。皆様にもその一助になって頂ければ幸いです。」
やる気に関する面白い動画
人間は、お金では心がなかなか動きません。「志、思いやり、目標、やりがい」といったもので、心が動きます。部下の離職率やモチベーションの低さに苦慮されている方は、以下のダニエル・ピンクという人の動画の視聴もお勧めします。
この記事は以上です。