前回は、『Googleビジネスプロフィール*を使うメリット』を解説しました。

*以下、GBPと表記

今回は、『GBPのデメリット』を解説します。

そもそもGBPはデメリットが少ない

GBPは、デメリットが非常に少ないツールです。

第5回であげたように、GBPには以下のメリットがあります。

  • 無料でカンタンに使える
  • イチから育てなくても効果が得られやすい
  • アクセス解析がカンタンにできる

GBPはメリットが多いので、活用しない手はありません。

GBPのデメリットとして勘違いされること

デメリットとして、

  • GBPに登録することで、第三者がクチコミを投稿できるようになる
  • その結果、評価の低いクチコミや誹謗中傷が入ってきてしまう

ということがよく挙げられますが、それは誤った情報です。

第4回であげたように、Googleの情報は以下の3要素で構成されています。

  • GBP(オーナー)の情報
  • 利用者(第三者)の情報
  • Googleの情報

オーナーではなく、第三者もGoogleに宿や店の情報を載せられるのです。

宿や店の情報がGoogleにあれば、クチコミは投稿できますよね。

つまり、

『GBPに登録したせいで悪い口コミが入ってくる』

という認識は間違っているのです。

クチコミや誤った情報を放置せず、GBPに登録して管理しましょう。

GBPを使う上での『ハードル』

GBPを導入し、継続的に使っていく上での問題はいくつか存在します。

これは、デメリットというよりは『ハードル』という表現に近いです。

導入のハードル

まずは、GBPの使い方を覚えないといけませんよね。

普段スマホやPCを使わない人は、GBPの操作を難しいと感じるでしょう。

とはいえ、自社HPを作成するよりは、よっぽどカンタンです。

機能の解説や基本的な対応方法は、後に解説しますので、ご安心ください。

時間のハードル

『時間が足りない』というのも大きな問題です。

特に、オーナーが1人で運営する宿や店では、GBPの作業は負担になります。

その場合は、誤った情報を正していくことを優先しましょう。

投稿は、余裕のある時だけで問題ありません。

優先順位を決めてGBPに取り組むことが大切です。

まとめ

  • GBPに登録したら悪いクチコミが入るわけではない
  • スマホやPCに疎い人には、操作が難しい
  • 時間が足りない場合は、優先順位を決めて取り組む

次回は、『ローカルSEO・MEO』をテーマにあげて解説を進めます

出典:口コミアカデミー