前回は、『ローカル検索、他サービスとどう違う?』というテーマでした。

今回は、データをもとに『Googleローカル検索の意義』を解説します。

Googleは国内外で最強

Googleは国内外で最も利用されているアプリです。

故に、Google対策はインバウンド対策としても有効に機能します。

以下は、Googleの重要性を示すデータです。

1.Googleマップのシェア

Googleマップは国内で月間4,700万人もの人に使われています。

画像元:Nielsen

世界でも、アプリのダウンロード数は1位(1億回以上)です。

画像元:apptopia

なお、Androidの場合Googleマップは標準搭載です。

つまり、実際にはもっとユーザーがいる可能性があります。

2.Google検索のシェア

Google検索の国内利用率は約75%です。

2位のYahoo!(約15%)を大きく引き離しています。

画像元:statcounter

アメリカでのシェアは約86%で、さらにGoogleが一強の状態です。

画像元:statcounter

以上より、店や宿にとってGoogleがいかに重要なツールかがわかります。

データから見るローカル検索の重要性

ローカル検索(「場所+〇〇」と検索)はどれくらい重要なのでしょうか。

Google公式のデータ(2016年)をもとに解説します。

1.検索の約1/3が場所に関連

2.そのうち76%が24時間以内にその場所を訪れ、うち28%が購入

以上より、ローカル検索結果が来店行動に影響しているのは明確です。

出典及び画像元:Think with Google

3.ローカル検索対策は自社HP対策に勝る

以下は、某有名チェーンの検索回数のデータです。

ブランディングに成功し、完璧に作り込まれた大手の自社HPでも、

ローカル検索の検索回数の方が3倍と大きく上回っていますね。

小さい店や宿の場合、この傾向がさらに顕著に現れます。

以上より、ローカル検索の対策をする意義、重要性が理解できます。

出典及び画像元:口コミアカデミー

まとめ

  • Googleは国内外で利用者数No.1で、インバウンド対策になる
  • ローカル検索は、来店行動に大きく影響する
  • ローカル検索対策は、自社HP対策に勝る

次回は、ローカル検索上の情報を編集するためのツール、

『Googleビジネスプロフィール』について解説します。

出典:口コミアカデミー