民泊用の物件購入を検討している方に向けた内容です。
購入する物件を決定するまでには、膨大な時間と労力がかかります。
また、購入物件の最終決定は容易ではありません。
そこで、今回は、オススメの法則を紹介します。
その名も、『37%ルール』です。
結論、どのように調査すればいいのか
37%ルール*で物件を探す方法の解説です。
*ルールの概要については後述
まずは、調査の上限を決めます。
(例)10件調査した上で物件を決める
この場合、10に37%をかけます。
10 × 37% = 3.7(≒3または4)
最初の3〜4件は、本格的な購入は視野に入れず調査をします。
5件目以降、優れた物件があった場合、即決する覚悟を持ちましょう。
逆に、優れた物件がなかった場合、最初の3〜4件から選びます。
なお、最初から本腰を入れて調査すると、最終決定は非常に困難です。
こうならないために『37%ルール』をオススメします。
ちなみに、1年間調査すると決めた場合は、135日(365×37%)ですね。
135日の間は、本格的な購入は視野に入れず調査をしましょう。
物件選び、具体的にどうする?
吉岡 拓也さん*の講座を受講するのがオススメです。
*宿泊業界インフルエンサー
物件選びだけでなく、民泊運営に必要なポイントが全て網羅されています。
以下は、弊社で作成した簡易的なチェックリストです。
よろしければご活用ください。
チェックリストの保存方法
『37%ルール』とは
数学の最適停止問題に則った法則です。
最終決定をする最適なタイミングは、
- 選択肢の最初の37%を見た時点
- もしくは最初の37%を調べた直後の時点
と言われています。
このルールを取り入れることで、
「〇〇件調査したけど、どれも魅力的で最終決定できない」
という状況を避けることができます。
ただし、このルールが絶対かというと、そうではありません。
このルールは、感情や直感、推薦の影響力などを考慮していないためです。
例えば、有名な民泊運営者からオススメされた物件があるとします。
37%ルールだけを理由に、その物件を選択肢から外す必要はないのです。
最後に
最終決定の最適なタイミングを決める『37%ルール』を解説しました。
民泊物件購入の際、役立てば幸いです。