コロナ禍前後で、各OTAの集客力や単価などはどう変わったのでしょうか。
- Airbnb
- Booking.com
- Expedia
- Agoda
- Vacation Stay
- 楽天トラベル
- じゃらん
上記OTAの予約データを、2019年と2023年で比較していきます。
今回ご紹介するのは、各年の1月の分析データです。
OTA別 2019年と2023年のデータ比較(1月)
予約数合計(集客力)
コロナ禍の前も後も、Booking.comの集客力は圧倒的です。
2023年1月時点では、2番目に集客力があるAirbnbの2.36倍もあります。
宿泊日数(1予約あたり平均)
Airbnbは他のOTAに比べ、平均宿泊日数が長い傾向にあります。
じゃらんのみ、コロナ禍明けの数字が若干落ちています。
人数(1予約あたり平均)
1予約あたりの平均人数がもっとも多いのはAirbnb(3.34人)です。
逆に、楽天トラベル、じゃらんは平均宿泊人数が少ない傾向にあります。
単価(1人1泊あたり平均)
単価に関しては、Vacation Stayがコロナ禍の前も後も高い水準です。
楽天トラベルとじゃらんは、単価が約60%上がっています。
調査方法
Beds24の予約データを元に算出しました。
【対象施設数】3,063施設
【対象予約数】32,011件
【対象期間】2019年1月、2023年1月
最後に
Beds24の予約データを、コロナ禍前後でOTAごとに比較しました。
次回は、2019年2月と2023年2月のデータを集計予定です。