Booking.comに宿を掲載すると、他のOTAにも自動で掲載されます。

複数OTAで露出が増え、良いように見えますが、そうとは限りません。

特に、多くの宿を苦しめているのがAgodaからの予約です。

このAgoda予約(Booking.com経由で掲載されたAgodaからの予約)、

一体どのように対処すればいいのでしょうか。

※直接Agodaに掲載している場合は該当しません。

対処法の完全版はこちら

Agoda予約の問題点

①ゲストの電話番号がわからない

どのAgoda予約も、ゲストの電話番号は、+81 02 3564 0799です。

電話をしても、つながりません。

②ゲストのメールアドレスがわからない

取得できるのは、仮のメールアドレスです。

宿がBooking.comから送ったメッセージは、ゲストに届きはします。

しかしながら、

  • ゲストからの返信が、宿に届かないことが多い
  • ゲストに届くメールの差出人が一見怪しくてゲストに読まれない

などの問題があります。

上記2点の問題により、ゲストと連絡を取り合うのは困難です。

③決済方法が『現地決済』になる

オンライン決済サービス利用中でも、Agoda予約は現地決済になります。

最悪の場合、現地で会計対応をする必要があります。

Agoda予約の見分け方

電話番号と住所が下記内容の予約が、Agoda予約です。

画像元:Beds24管理画面

Agoda予約の対策

Booking.com経由のAgodaでの集客自体を、止める方法はありません。

以下の対策を実施しましょう。

①1回目のメッセージでゲストの連絡先を聞く

1回目のメールは、比較的読まれやすい傾向があります。

ゲストに直接メールを送ってもらうよう、お願いをしましょう。

ただし、100%のゲストが対応してくれる保証はありません。

とはいえ、ゲストが対応さえしてくれれば、事前決済も可能になります。

②Agoda予約が入ったら通知を飛ばす

こちらは、Beds24ユーザー向けの内容です。

電話番号をトリガーにして、LINE通知が送られるようにしましょう。

チェックイン当日現地に向かうリスクを、すぐに把握できます。

①のメッセージを、Agoda予約だけに自動送信することも可能です。

設定は、メールサポートからご依頼ください。

最後に

Agoda予約はトラブルがつきものです。

対策を実施し、被害や手間を最小限に抑えましょう。