以下の画像は、Booking.comの管理画面です。以下の画像で、左(フレキシブル-2日)はキャンセルポリシー、右(返金不可)は宿泊以前の集金を可能にする前払いポリシーです。

二つは似て非なるものです。

例を挙げます。

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キャンセルポリシー:チェックイン一ヶ月前に100%の場合

結論:キャンセル料が発生する期間にキャンセルが実行されたという条件がないと料金をクレジットカードで徴収できません。

条件1:キャンセル料発生期間

チェックイン一ヶ月以内の必要あり。

 

条件2:キャンセル

期間条件に加え、予約者が予約をキャンセルしたら宿泊料を取れる。チェックイン一ヶ月前になったらクレジットカードに請求をしていいわけではない。

 

前払いポリシーを設定:チェックイン一ヶ月前に100%の場合

結論:前払いポリシーとキャンセルポリシーは同時に設定しましょう。

詳細:
前払いとは・・・ゲストが到着前に宿泊料金の全額または一部を事前に支払うことを指します。

チェックイン一ヶ月以内になったら前払いで宿泊料を取れる。
しかし、キャンセルポリシーを設定していない状態で「チェックイン前一ヶ月になったら前払い100%」を設定すると、次項のようなことが発生します。
こちらを防ぐため、前払いとキャンセルポリシーは同時に設定しましょう。

  1. チェックイン一ヶ月前になったから料金をクレジットカードで徴収。
  2. →チェックイン三週間前にキャンセルになる。
  3. →キャンセルポリシーがないので、返金する必要がある。

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チェックイン前に集金をされたい方は、詳細をお知りになりたい場合、Booking.comパートナーサポート: 03-6837-0400に電話して頂き、それぞれのポリシーについて説明を受け、Booking.com内の設定を実施して下さい。

ここだけの話、上記二つのポリシーを、設定せず、予約が入ったら、いきなりクレジットカードの引き落としをしたり、本来ポリシー通りなら、請求に含めてはいけない掃除料金を請求して、収益をしっかり上げている民泊運営者は、多く存在します。

Booking.comは、ゲストがノーショーを容易にできるように、システムがゲストを保護する仕組みになっています。故に、宿泊施設が強く行動しないと、すぐにノーショーされたり、キャンセル料が支払われなかったります。こちらが強めに行動する事で、民泊施設はやっとうまくBooking.comを通じて運営できるようになると、弊社は考えています。