1つ目のAirbnbで集客するべき理由:高いADRで利益率が高い
Airbnbは顧客のADRが高く、利益率が高いです。
2023年1月から9月のBeds24の社内のデータによると、
AirbnbのADRはBooking,comや他のOTAの1.44倍です。
これにより、ホストは多くの収益を得られます。
ADRの詳細は、以下のリンクを参照してください。
宿経営の重要指標である、ADRやRevPARの基礎知識を得られます。
【高校生でもわかる】宿の経営に重要な指標『RevPAR』の解説:
2つ目のAirbnbで集客するべき理由:宿泊日数が長く利益率が高い
顧客一組あたりの宿泊日数は、Beds24の社内データによると、
2023年1月から9月の平均で、Airbnbは3.9日、Booking,comや他のOTAは2.9日です。
つまり、Airbnbのお客のほうが長く滞在します。
長く滞在するゲストが増えると…
民泊オーナーは、部屋を清掃する頻度が減り、清掃費用が抑えられるため、
民泊オーナーの手元に残る利益が増えます。
宿泊日数が多いお客を獲得する方法は、以下の記事を参考にしてください。
宿泊日数が多い客を得るための詳細な方法の解説記事:
3つ目のAirbnbで集客するべき理由:クチコミシステムによる優良なゲスト
Airbnbでは、ゲストと宿両方がクチコミを書けます。
悪いクチコミが溜まったゲストはアカウントが停止されます。
これにより、Airbnbには良いゲストだけが残ります。
また、ホストはゲストの過去に獲得したクチコミを見て、悪い評価のゲストの宿泊を断れます。
GMVと具体的な民泊オーナーの打ち手
少しだけ専門的なお話をします。GMVについてです。
GMVの解説後に具体的な民泊オーナーの打ち手をご提案します。
GMV(取扱総額)は、販売された商品やサービスの総額を指します。
例えば、ある月にホストがAirbnbで10万円、
Booking,comで20万円の売上があった場合、GMVは30万円となります。
GMVは収益の規模を示す重要な指標です。
GMVではBooking,comが大きなシェアを持ちます。
具体的には、Beds24のデータによると、
Beds24の利用施設全体の売上(GMV)の44%はBooking,comから、
29%はAirbnbから、27%は他のOTAから来ています。
これは、Booking,comは、ADRは低いが、Airbnbより多くのお客がいることを示しています。
お客の数で言えば、Booking,comはAirbnbの2.5倍のお客数を保ちます。
Booking,comのお客の多さについての詳細は、以下の記事を参照してください:
https://note.com/beds24japan/n/n7bfe47bacb09
民泊オーナーの具体的な打ち手は以下です。
上記を踏まえ、まず、民泊オーナーは91日以降の部屋はAirbnbで販売します。
可能な限りAirbnbで集客し、そして、90日以内はBooking.comなどAirbnb以外のOTAでも販売します。
つまり、Airbnbで販売しきれなかった部屋を他のOTAでも販売し、
空室を埋めて利益の最大化を目指す戦略が有効です。