民泊に興味があるけど、今から始めても波に乗れるか不安…そんな風に感じていませんか?
実は、民泊業界は今も成長を続けており、参入を考えるには良いタイミングかもしれません。
これから、業界の好調がいつまで続くのか、今から参入しても成長を見込めるかを一緒に見ていきましょう。
急速な成長
今、民泊業界が目覚ましい成長を遂げています。
AirDNAというデータサイトによると、東京ではこの1年でAirbnbの物件数が54%増加し、売上も57%増えました。
つまり、民泊が増える一方で、それぞれの民泊施設の収益も上がっているのです。
上記のAirDNAについての投稿:https://x.com/sohtanagasaka/status/1793865368328679463
しかし、この好調な状態がいつまで続くのかが気になるところです。
この点について他の方々はどう思うのかを知るために、以下のようなアンケートをとりました。
出典:https://x.com/sohtanagasaka/status/1800645489873809545
アンケート結果では回答がばらけましたが、民泊業界の好調が今後も続くかどうか、
多くの方が関心を持っているのがわかります。
そこで、過去の好景気だった産業や業界の成長期間を参考にし、民泊ビジネスの好調が続く期間を予測してみました。
過去の産業から学ぶ、好調な期間の目安
過去の好調だった産業の多くは、10年程度の好調期がありました。
いくつかの例を紹介します。
- ITバブル
- 期間: 約10年(1995年〜2005年)
- 要因: インターネットの普及と技術革新
- 結果: 急速な成長でブームが起きましたが、最終的には市場が飽和してバブルが崩壊。
- リーマンショック後の不動産バブル
- 期間: 約7年(2010年〜2017年)
- 要因: 金利低下と政府の刺激策が追い風に
- 結果: 経済回復とともに市場が安定化し、成長期にありましたが、一時的なバブルとして収束。
- スマートフォン市場
- 期間: 約10年(2007年〜2017年)
- 要因: 技術革新と消費者ニーズの変化が市場を牽引
- 結果: 普及が進んだものの、やがて市場の飽和と競争が激化して成長は緩やかに。
これらの例から、新しい技術やビジネスが市場に浸透するまでには、おおよそ10年ほどかかると見てよいでしょう。
民泊ビジネスもまだ成長が期待できる
例えば、スマートフォン市場の例で考えてみましょう。
初代から3代目のiPhone4が日本で販売されるまでには3年かかり、その時期はまだ多くの人がガラケーを使っていました。
ガラケーを使う人=「これからも成長する見込み」と考えられます。
これは、民泊ビジネスでも同様です。
まだ民泊を利用していない層が多く存在するため、民泊も大きな成長が見込める業界だと考えられます。
民泊業界の好調は2030年まで続く?
過去の例を踏まえると、民泊業界の好調は約7〜10年続く可能性があります。
特にコロナ禍直後の2023年から好調が始まったと考えると、2030年頃までは継続すると予想できます。
場合によっては、2033年頃まで好調が続く可能性もあるでしょう。
好調が続く理由は?
- 新しさと普及:民泊は比較的新しい業態であり、普及期にあります。
- 規制と政策:政府の規制や政策変更が短期的に影響することも考えられますが、
大きな成長の妨げにはなりにくいでしょう。 - 技術革新:自動化や管理システムの進化が進み、効率向上とコスト削減により競争力を維持できます。
結論
今後、約7〜10年は民泊ビジネスの好調が続くと見込まれます。
ただし、収益を保ち続けるためには、日々の努力とビジネスの改善が不可欠です。
たとえば、残念ではありますが日本のスマホ産業は、ガラパゴス化した文化や独自規格に足を引っ張られ、
米国や中国、韓国に比べてスタートが遅れ、波に乗り遅れてしまいました。
これと同じく、民泊ビジネスでも成功を続けるには、対外的な視点での戦略や柔軟な改善が大切です。
常に市場に目を向け、必要な戦略を適切に見直すことで、持続的な成長を実現していきましょう。