ホテル、民泊を問わず圧倒的な集客力を誇るBooking.com。

新たに登録する施設でも、事前決済ができるようになリました。

今回は、新規施設にBooking.comの事前決済を導入する方法を解説します。

Booking.comの事前決済を導入する方法

まずはこちらからBooking.comに施設を登録しましょう。

案内に従い、所在地などの基本情報を登録していきます。

ポイントになるのが『ゲストの支払い方法』の設定ページです。

ここで、”いいえ”を選択することで、事前決済の導入が完了します。

『続ける』を押して、登録作業を進めましょう。

要注意

”はい”を選択した場合、Booking.comは決済を代行してくれません。

宿がゲストに直接請求する手間が必要になるため、注意してください。

また、後から事前決済を導入するには、数ヶ月かかると言われています。

事前決済と現地決済の違い

宿泊施設の決済方法は、大きく2つあります。

事前決済

宿に代わり、OTAが支払い手続きを代行する方法です。

OTAから宿に、手数料を差し引いた売上が振り込まれます。

AirbnbやVacation Stayは、デフォルトで事前決済のみです。

OTAによって、

  • Booking.comペイメント
  • Expediaコレクト
  • Agodaコレクト

のような呼び方があります。

現地決済

宿がゲストに直接費用を請求する方法です。

宿は、後から手数料をOTAに支払う必要があります。

この方法は、請求の手間や、未払いノーショーのリスクを伴います。

ちなみに、『ホテルコレクト』も現地決済と同じ意味です。

Booking.comの事前決済は大革命

かつて、宿はBooking.comで現地決済の予約を受けざるを得ませんでした。

この現地決済により、多くの宿が未払いノーショー*に悩むことになります。

*チェックイン当日にゲストが現れず、宿泊費も未回収

この問題を解決するために生まれたのが、Beds24の事前決済*です。

*現地決済の予約を、合法的に事前決済する仕組み

参考:宿泊費を事前オンライン決済するメリット/デメリット

今では、Booking.comで新規の宿も事前決済が導入可能になりました。

これは、宿泊業界にとって大きな革命と言えるでしょう。

最後に

Booking.comに新規登録する際は、事前決済を導入しましょう。

あらゆる手間やリスクがなくなり、スムーズな民泊運営が実現します。