「ペット可の宿の業績は、そうでない宿に比べてどうなのだろう?」
そう疑問に思い、Beds24のデータを調べてみました。
後半では、ペット可の宿に必要なアイテムや対策にも触れていきます。
ペットの受け入れを検討している方は、是非ご一読ください。
Beds24全施設とペット可の施設の比較
2023年前半のデータを、Beds24全施設とペット可の施設で比較しました。
OCC(稼働率)の比較
OCCは、ペット可の施設が平均で8%高いという結果になりました。
ADR(客室平均単価)の比較
ADRは、ペット可の施設が平均で45%高いという結果でした。
ペット用に、以下の経費がかかる分、上乗せされていると考えられます。
- 消臭スプレー
- トイレシート
- コロコロ
- 排便用袋、など
清掃費もペット不可の施設より割高で、8千〜1万5千円で設定されています。
RevPARの比較
RevPARは、ペット可の施設が平均で50%高いという結果になりました。
詳細データ一覧
ペット可の宿に必要なモノ・コト
ペットを受け入れるには、専用グッズを用意する必要があります。
また、近隣への挨拶や、防音・ニオイの対策も必要です。
詳しくは、以下の記事をご一読ください。
ペット可の宿だからこその良し悪し
ペットを受け入れることで、問い合わせが増えるとの声がありました。
画像元:Twitter
ペットと泊まれる宿探しに苦労している人は少なくないですからね。
ペット可の宿は、ゲストの満足度やリピート意向が高いようです。
参考:愛犬連れの旅行先探しに苦労している人が約7割に(後略)
逆に、ペットを受け入れるからこそ、発生するトラブルもあります。
以下はその一例です。
画像元:Twitter
このようなリスクがあることも踏まえ、ペットの受入可否を決めましょう。
最後に
ペット可の宿は、そうでない宿に比べ、稼働率などが高い傾向です。
受け入れに必要なモノ、対策やリスクを理解してから準備をしましょう。