2022年4月、日本でBooking.comペイメントだけの利用が可能になりました。
利用できる場合は、Booking.comペイメントを利用しましょう。
決済にかかる手間や、未払いノーショーのリスクが激減します。
なお、施設ごとに内容が異なるため、注意が必要です。
結論、どうすべきか
A.現在現地決済のみで、現金払いだけを受け付けている施設
Booking.comペイメントを導入しましょう。
決済方法はBooking.comペイメントだけになり、
現地決済の手間、未払いノーショーのリスクはゼロになります。
ただし、2.3%の追加手数料が発生するのでご注意ください。
B.現在クレジットカードの支払いを受け付けている施設
Booking.comペイメントを導入しましょう。
同時に、前払いポリシーも必ず設定しましょう。
すると、決済方法はほぼBooking.comペイメントだけになります。
決済対応の手間、未払いノーショーのリスクがほぼゼロになります。
2.3%の追加手数料は発生しません(理由は不明です)。
Booking.comペイメントの概要
別名、『オンライン決済サービス』です。
- Booking.comが宿泊費の決済を代行
- 現在、現地決済のみかつ現金払いのみの場合、2.3%の追加手数料が発生
- 売上入金はゲストがチェックアウトした月の翌月15日まで
利用可能な施設
Booking.comペイメントの招待メッセージが届いている施設が対象です。
2.3%の手数料がかかるか否かについて記載があるので、確認しましょう。
ファイナンス > オンライン決済サービスから申し込みすることができます。
なお、利用できるようになるための条件については非公開とのことです。
導入のメリット・デメリット
メリット
下記の決済対応の手間がなくなります。
- 現地での決済対応
- オンライン請求書の発行
- カード情報の正誤確認
- 不正カード情報の更新依頼、など
加えて、以下のメリットもあります。
- 未払いノーショーのリスクなし
- Stripe利用中の場合、手数料3.6%*は削減
*Beds24の場合の手数料。ねっぱんの場合、3.95%
デメリット
- 手数料2.3%が発生(現在、現地決済のみかつ現金払いのみの場合)
- 入金サイクルが遅れる
最後に
Booking.comペイメントの概要、メリット・デメリットを解説しました。
後編では、対象施設の状況ごとに詳しく解説を進めます。