今回の記事は、民泊新法の施設を運営している方向けの内容です。

2ヶ月ごとに報告が必要な、『宿泊実績定期報告データ』。

システムにデータを入力するのは、手間がかかりますよね。

CSVでアップロードできるとはいえ、以下の計算などが必要です。

  • 宿泊日数の合計値
  • 宿泊者数の合計値
  • 延べ人数
  • 国籍ごとの人数
  • 宿泊日を1日ずつ書き出し

そこで、弊社にて自動で報告データが生成されるシートを作成しました。

作業に必要な時間は、1/10〜1/100まで短縮されます。

無料でご利用いただけますので、ぜひご活用ください。

宿泊実績定期報告データ生成シート

予約データを貼り付けるだけで、報告データが完成します。

利用することで、データ作成にかかる所要時間は大幅に短縮可能です。

  • 今まで手打ち入力していた方→所要時間は約1/100に短縮
  • 今までCSVを個人で作成していた方→所要時間は約1/10に短縮

*Beds24アンバサダーの鈴木教平さんに検証していただきました。

データ生成シートは、以下のリンクからコピーしてご利用ください。

宿泊実績定期報告データ生成シートを無料で利用する>>

データ生成シートの使い方

Beds24ユーザー以外の方は、手順③から作業してください。

①Beds24のカスタムレポートを以下(A)(B)の通りに設定

設定箇所(A)

設定箇所(B)

②抽出されたデータをすべて選択してコピー

③『貼り付け』シートのセル[A2]に貼り付け

  • Beds24ユーザー以外の方は、フォーマットに合わせてデータを入力
  • ゲスト=宿泊者数
  • 開始日=チェックイン日

④F列(国名)で空欄になっているセルを手打ち入力

  • ゲストの国籍はOTAの管理画面で確認
  • OTAによってゲストの国籍情報がBeds24に送られないため

※国名コードは以下の表を参照

⑤報告対象月を跨ぐ予約がある場合は、『貼り付け』シートの日付を以下のように修正

  • チェックイン日が対象月の前月→対象月の1日に修正
  • チェックアウト日が対象月の翌月→対象月の末日に修正

⑥『CSV用』シートのセル[A2]と[B2]を手打ち入力

※その他のセルは編集しないように注意

⑦『CSV用』シートをCSV形式でダウンロード

⑧CSVファイルのエンコードをANSI(Shift JIS)に変更

  • WindowsでANSIに変更する方法はこちら
  • MacでShift JISに変更する方法はこちら

※文字化けを解消するための作業です。

⑨新たに保存したCSVファイルを民泊制度運営システムにアップロード

以上で作業は終了です。

最後に

宿泊実績定期報告データ生成シートで、民泊の定期報告を時短しましょう。