ゲストになりすました、ハッカーからのメール。
なりすましに気づかず、被害を受けてしまうホストは少なくありません。
今回の記事では、
- なりすましの可能性がある文章の例
- メールに対応した場合に受ける被害
- 被害に遭わないためにできること
を解説していきます。
以下の文面が含まれているメールは要注意
弊社代表の長坂がX(旧Twitter)で、ハッカーによるなりすましの
可能性がある文章を募集しました。
【宿スタッフの方から募集】
— 長坂 創太 / 民泊、Beds24、サイトコントローラー (@sohtanagasaka) February 8, 2024
最近、予約前や、予約後に怪しいゲストから2、3行で変な、ハッカーっぽい文章、送られてきませんか。
「こういう文面のゲストはハッカーの可能性があり、危ない」
ハッカーっぽい文章を私でまとめて、
宿のオーナー向けの注意喚起の記事を弊社で発行しようと思います。… pic.twitter.com/vprbWTeLbg
以下は、フォロワー様より回答いただいた文章をまとめたものです。
情報は、以下の方々からご提供いただきました。
続いて、なりすましメールの被害について確認していきます。
なりすましメールの被害
なりすましに気づかず対応した場合、情報が漏洩する可能性があります。
ハッカーにより、様々な個人情報が巧妙に抜き取られるのです。
- クレジットカード情報・確認コード
- 銀行口座情報・暗証番号
- SNSアカウント等のID・パスワード
Xでは、以下のような実害の例が投稿されています。
①SNSでのやり取り→ワンタイムパスワードのスクショを送るよう誘導→SNSアカウント乗っ取り
— 金井@FOOD PANDA MEISTER (@Oqm4x1K) February 9, 2024
これは恥ずかしながら一度被害にあいました。
この後は成りすまし詐欺です。私の友人に「お金貸して」と
②メールで相談したい→詳細は添付ファイル見てくださ→その添付ファイルがトロイ
これは未然に察知
このような被害に遭わないためには、どうすればいいのでしょうか。
被害に遭わないためにできること
疑わしいメールが来ても、100%ハッカーであるとは言い切れません。
どのような対応が望ましいか、ChatGPTに聞いてみました。
既存予約のゲストかもしれない場合
本人確認のために、
- ゲスト名
- 電話番号
- チェックイン日、など
予約を特定できるような情報を聞き出しましょう。
新規予約希望のゲストかもしれない場合
Booking.comなどの便利なOTAが普及しているこの時代に、
直接メールで予約リクエストを送ること自体怪しいですよね。
OTAから正規のプロセスで予約してもらうよう、依頼してください。
自社HPがある場合は、予約ページを案内しましょう。
送られてきたメールの内容がどんなに真っ当な内容だとしても、
URLや添付ファイルを無闇にひらくのは、控えましょう。
最後に
詐欺・なりすましメールが増えています。
被害に遭わないために、
- 本人確認を徹底する
- 正規のプロセスで予約させる
- URLや添付ファイルはひらかない
以上の3点を徹底しましょう。