宿に合った方法で「鍵」の問題を解消
今回の記事は、民泊玄人には物足りないかもしれません。新規で民泊を開始される方を念頭に記事を作成しています。
例えば、深夜にゲストから「鍵を失くしたから来て欲しい」と連絡があった場合、終電がなくなっていて鍵をわたしに行くことが困難なシチュエーションなどを回避するためのアイデアです。
アイデアその1 緊急用のキーボックスを設置する
建物の外部で目立たない場所にキーボックスを設置します。ゲストから「鍵を失くした」と連絡が来た際に、キーボックスの場所と暗証番号を伝えれば対応完了です。Amazonで検索すると、多くのキーボックスがヒットします。
メリット
- ゲストが鍵を失くしても、現地までスペアキーをわたしに行く必要がなくなる
- 導入費用を抑えることができる
デメリット
- ゲストから「鍵を失くした」という連絡を受けてから、電話やメールで対応する必要がある
アイデアその2 キーレス鍵を設置する
キーレス鍵とは、ボタン操作でドアの解錠が行える鍵のことです。鍵の管理自体が不要となるため、ゲストだけでなく宿のスタッフも鍵を失くすリスクから開放されます。キーレス鍵はキーレックスなどが有名です。
メリット
- 鍵を管理する必要がなくなる
- ゲストのセルフチェックインが可能
デメリット
- 引き戸の場合、設置ができない
- キーボックスに比べ、導入コストが高い
- 定期的に暗証番号の変更が必要
その他
鍵の暗証番号は、Beds24の自動送信メールでゲストに送ることができます。※自動送信メールの設定をご希望の方はメールサポートよりお問い合わせください。
アイデアその3 スマートロックを導入する
ゲストのチェックインから、チェックアウトまでの間にのみ有効なパスワードを自動生成し、さらにそのパスワードをBeds24の自動送信メールでゲストに送ることができます。
ゲストは、メールに記載されたパスワードでセルフチェックインが可能です。詳しくはこちらをご確認ください。
メリット
- 遠隔操作での解錠が可能
- 暗証番号の管理が不要
- ゲストへの連絡自動化による時短
デメリット
- キーボックスに比べ、導入コストが高い
- 月額費用が発生する
- 鍵の充電が切れた場合、解錠できない
最後に
上記のアイデアを実施することで、「鍵」問題のストレスから開放されるだけでなく、業務の効率化を実現することが可能です。宿に合った対策を検討してみてはいかがでしょうか。