一人旅の需要が増えています。
飲食店やカラオケでも「おひとりさま」が主流になってきていますよね。
宿でも、1名用の料金やプランを出してみてはいかがでしょうか。
1.一人旅需要の根拠
以下の記事で紹介されている、複数の調査結果から一部を紹介します。
参考記事:ソロ旅攻略 コロナ時代の消費をつかむ
こちらのJTBの調査結果は、一人旅の需要増加を明確に表しています。
- 一人旅の旅行者数は、前年比3.7ポイントの増加
- 友人同士の旅行者数は、前年比0.9ポイントの微増
- 家族旅行者数は、前年比3.6ポイントの減少
2.一人で泊まれるプランは多くない
都道府県別に、1名で予約可能なプランの割合を調査しました。
赤字は、1名で予約可能なプラン数が7割未満です。
該当の県は、一人旅需要を取り込む枠に余裕があると言えるでしょう。
以下、調査方法の詳細です。
- 都道府県別にじゃらんで調査
- キーワードは『じゃらん限定』(プラン一覧の表示上限が1000件のため)
- 人数指定なし、人数1名それぞれでヒットしたプラン数を集計
- 2021年12月21日時点のデータ
3.大部屋で一人旅を受け入れるのはNG
一人旅の受け入れは、小さい部屋だけにしましょう。
大部屋に1名料金で予約が入ると、1室あたりの利益が大幅に下がります。
需要を取り込むといえど、施設の規模に合わせることは重要です。
以下、受け入れる度合いごとに対応すべき内容を解説します。
4.一人旅を『一応受け入れる』場合の対応
複数名用の部屋に、1名からでも泊まれるようにしましょう。
基本人数を2名以上で設定している場合は、1名に変更します
OTAとBeds24、どちらとも変更が必要です。
誤った金額で予約が入らないよう、変更中は売り止めを推奨します。
なお、この方法の場合、2名以上の予約も継続して集客可能です。
最後に
増加しつつある、一人旅需要を取り込んでみてはいかがでしょうか。
ターゲットを絞る場合は、STP戦略の記事を参考にしてみてください。