民泊新法の場合、緊急時に現地へ60分以内*で駆けつける必要があります。
*自治体によって異なります。
迅速な駆けつけ対応は、ゲストの高評価に繋がりますよね。
とはいえ、毎回のように駆けつけるのは大変です。
今回は、駆けつけずとも問題を解決できるノウハウを紹介します。
問題ごとに確認すべき内容を紹介
ゲストから緊急連絡が来たら、まずは電話で状況を確認をしましょう。
何も確認せずに「すぐ行きます!」はNGです。
それでは、問題ごとに確認すべき内容を紹介します。
①電気がつかない
- ブレーカーの確認
- リモコンで操作確認、など
②テレビが見れない
- 電源がつかない/つくが番組が見れないかの確認
- リモコンの電池確認
- 地デジボタンの確認
- B-CASカード抜き差し、など
③エアコンがつかない
- 本体の電源確認
- リモコンの電池確認
- エラーメッセージ有無の確認、など
④Wi-Fiが繋がらない
- デバイスのWi-Fi接続がONになっているかの確認
- ルーターの電源確認
- 接続するSSIDの確認、など
⑤コンロの火がつかない
- 元栓の確認
- コンロの電池確認、など
⑥シャワーのお湯が出ない
- 給湯器の電源確認
- 蛇口の温度確認、など
⑦窓が開かない
- 近隣との約束で開けられない旨の説明
- 窓を開ける目的の確認、など
⑧鍵をなくした
- 合鍵が入ったキーボックスの隠し場所を案内、など
上記のやり取りで問題が解決しない場合に、初めて現地へ向かいましょう。
マニュアルを作成すると便利
マニュアルがあれば、緊急時の対応がより効率的になります。
各家電の取扱説明書をPDFで保存しておき、
「故障かな?と思ったら」の内容などを、マニュアルにまとめましょう。
よろしければ、以下のテンプレートをご活用ください。
テンプレートはこちらから以下の手順で保存し、編集してください。
マニュアルはどこに置く?
室内の目立つ場所
部屋の景観を損なわなければ、各所に張り紙をしてOKです。
冊子のようにして、机の上に置くのもいいでしょう。
PDFでクラウドに保存
ホストはスマホですぐにマニュアルを確認することができます。
ゲストから急に連絡が来ても、冷静な対応が可能です。
トラブル発生前にチェック
対処ではなく、予防するのが重要です。
清掃時に、各家電の動作確認を必ず行いましょう。
最後に
ゲストから緊急連絡が来たら、まずは電話で状況を確認しましょう。
緊急時駆けつけの回数が減り、運営効率化に繋がります。