民泊を開業する際には、理想的な物件の条件がありますが、その中でも特に重要なのが自宅からの距離です。

アメリカのサンフランシスコで行われた調査によれば、

片道16分以内のウォーキングやサイクリングで行ける距離にある民泊が、

ゲスト、オーナーどちらにとっても便利であるとされています。

出典:Work Japan

メリット

なぜ16分がよいのか、以下、3つあります。

1.物件の管理可能

自宅から物件までの距離が近いため、手軽にチェックや管理が可能です。

庭の手入れや設備の点検など、管理が容易になり、良い状態を保てます。

また、物件が近いと、気軽にゲストに挨拶ができ、手土産でも渡したら、

良い口コミの評価をあなたの民泊にしてくれるでしょう。

2.ゲストからも好都合

観光客やビジネス出張者など、様々な理由で宿泊する人々が、

市内を観光したり、仕事をするために移動する必要があります。

その際、物件が市内の中心部や主要な観光地から近いと便利です。

徒歩や自転車で簡単に移動できる距離にある民泊は、ゲストにとって魅力的な選択肢となります。

3.健康に良い

日常的な運動としてウォーキングやサイクリングが取り入れられるため、16分という距離は健康に良いとされています。

  • 目的地に向かうゲスト
  • 自宅から物件に向かうオーナー

双方にメリットがあります。

デメリット

とはいえ、自宅から16分以内に物件を見つけることは簡単ではありません。

民泊を開業する際には、物件選びが最初の大きな壁といって良いでしょう。

また、物件を見つけても民泊の許可がおりるまで時間がかかります。

打開策

16分以内でどうしても物件が見つからない場合は、車か電車で30分以内で行ける場所と範囲を広げても問題ないです。

これは、X(Twitter)上の民泊インフルエンサーのぽんこつ鳩子さんの著書で述べられています。

出典:Amazon

30分以内でも、すぐに対応ができれば問題ないでしょう。

最後に

自宅から16分以内の距離にある物件を見つけることができれば、その後の運営もスムーズに進むでしょう。

自宅から手軽に行ける距離にある民泊は、オーナー、ゲストにとっても理想的な物件となります。