『レバレッジの効いた策』を実施しましょう。
それは、宿の売上を長期的に安定させるための重要な策です。
今回は、レバレッジの意味や、宿でできる具体的な策を解説します。
レバレッジ(leverage)とは
少ない資本で利益率を高めることを意味します。
『てこ(レバー、lever)の原理』を元にした概念です。
参考:Wikipedia
金融で多く使われる言葉ですが、宿にも応用が効きます。
要は、『小さい労力で長期的な売上を得る』ということです。
しっくり来ない方は、以下の田端大学のnoteをご覧ください。
以下、宿で実施できるレバレッジの効いた策の解説です。
1.魅力的な写真を掲載する
ゲストの関心を集める写真を掲載しましょう。
プロに依頼したとしても、撮影は1日で済みます。
その写真は、長期にわたってゲストを惹きつけ、売上に貢献するでしょう。
『人は見た目が9割』とよく言いますが、お部屋も同様です。
ただし、写真の過度な編集には注意しましょう。
写真と実際の部屋の印象が釣り合わないと、クレームになりかねません。
2.ゲストに口コミ投稿の依頼をする
ゲストに口コミの投稿を依頼しましょう。
ゲストに直接依頼したとしても、数分程度です。
その口コミは、新たな予約を呼び込む長期的な広告になります。
Booking.comでも、口コミの重要性と依頼方法が紹介されています。
3.好立地の物件を購入する
立地が良い物件で民泊を始めましょう。
初期費用は高くなりますが、長期的な売上安定が見込めます。
立地は、多くのゲストにとって予約する際の重要項目です。
4.どのようなゲストに向いているか明記する
自社HPやOTAに、どのようなゲストに向いているか正直に明記しましょう。
記入にかかる時間は数分です。
これは、長期的に理不尽な口コミが書かれない対策になります。
ターゲットを絞るためのSTP戦略が役立つでしょう。
5.一番手、オンリーワンになる
あなたの宿でしか体験できないことも、レバレッジが効いた策です。
例えば、『地元の猟師と鹿狩りをする体験ツアー』を出すとします。
その地域で他に例がないサービスであれば、競争にすらなりません。
最後に
レバレッジの効いた対策を実施しましょう。
少ない労力で、長期的な売上安定が期待できます。