たびたびX(旧Twitter)で話題になる、高額予約を意味する”一撃”。

今回、Beds24で過去半年の全予約から10万円以上の高額予約を抽出し、

その予約の特性などを探りました。

参考:民泊に一撃(高額予約)は本当に入る?(後略)

結論:高額予約獲得の可能性を上げるには

1.客単価を上げる

高額予約獲得のためには、客単価を上げていく必要があります。

参考:客単価を上げ、稼働率を高める(後略)

2.オススメのOTA

掲載するOTAは以下の3社がオススメです。

  • Booking.com
  • Airbnb
  • 一休.com

Booking.comとAirbnbは、圧倒的な集客力があります。

一休.comは、高級宿に特化しています。

3.自社HPを用意する

高額予約は、自社HPやメール、電話で受けるケースが多いです。

自社HPを設けて、ゲストが気軽に問い合わせられるようにしましょう。

高額予約の特性など

高額予約の特性

高額予約は、以下3つの特性に分かれることがわかりました。

  • 高単価(1名1泊あたり1万円以上)
  • 長期(7泊以上の滞在)
  • 大人数(6名以上)

高額予約の詳細データ

①客単価

平均値:12,540円
中央値:9,093円

②宿泊日数

平均値:6泊
中央値:4泊

③宿泊者人数

平均値:5名
中央値:4名

高額予約のOTA比率

高額予約に限定しても、Booking.comとAirbnbの集客力は圧倒的です。

民泊のOTAランキングでも上位のこの2社が、全体の約7割を占めています。

レアケースのほとんどは直接予約

以下のように特殊なケースの予約は、直接予約*であることが大半でした。

*自社HP(予約エンジン)からの予約、メールや電話で受けた予約

  • 15人を超える大人数予約
  • 30泊以上の長期予約

「長期予約・団体予約に関してお気軽にお問い合わせください」

のような文言があれば、ゲストは安心して予約することができます。

高単価と言ったら一休.com

客単価を5万円以上に限定してOTA比率を見てみると、

一休.comがBooking.com以上の集客力になることがわかりました。

高単価で販売する方は、一休.comへの掲載がオススメです。

なお、一休.comへの掲載には、審査を通過する必要があります。

基準を満たした高級宿だからこそ、高単価の予約が獲得可能なのです。

最後に

一撃、10万円以上の高額予約の特性などを深堀しました。

次回は、一撃が入る宿の特徴などを詳しく調べていきます。