理不尽な理由による低評価の口コミやクレーム。

それは、スタッフのモチベーションが下がる大きな要因です。

一度書かれた口コミは、ネット上に長期的に残ります。

今回の内容は、低評価の口コミが書かれないようにする対策の解説です。

この記事における低評価の口コミの定義

宿が想定していない観点から書かれた、低評価の口コミを指します。

以下、具体例です。

  • 『ゲストハウス』を知らないゲストからの口コミ

「相部屋で気疲れしてしまい、星1つです」

  • 『無人の民泊』と把握せず予約したゲストからの口コミ

「受付の人がいなかった。おもてなしの心がない。星1つ」

低評価の口コミが書かれる原因

以下の3点が、低評価の口コミに繋がる主な原因であると考えられます。

①宿とゲストの認識のギャップ

②写真と現実のギャップ

③販売価格とサービスのギャップ

以下に、3つの対策を解説します。

1.OTAにホテルとの違いを明記する

OTA上に、ご自身の宿がどのような宿であるかを明記しましょう。

OTAの検索ページは、以下のようにホテルと民泊が混同して表示されます。

画像元:Booking.com

中には、ホテルと勘違いして民泊を予約するゲストもいるでしょう。

宿の説明をゲストがわかりやすいように明記すれば、

「ホテルじゃなくて、ただのアパートだった。星1つ。」

のようなミスマッチは防ぐことができます。

2.写真を加工しすぎない

実際の部屋の印象と、ギャップが生じない写真を掲載しましょう。

見栄えの良すぎる、過度に編集した写真の掲載はNGです。

「写真と全然違う」

ゲストにそう思われ、低評価の口コミが書かれる可能性があります。

3.適正価格で販売する

「値段の割に…」

このような口コミが書かれた場合は、以下の対策を行いましょう。

  • 価格の見直し
  • サービスの改善

現状の価格とサービスが見合っていない可能性が高いです。

【番外編】値下げのしすぎにも注意

過度な値下げは控えましょう。

価格が安すぎる場合も、低評価の口コミは増加する可能性があります。

画像元:Twitter

上記のアンケートだけでは、相関関係は認められません。

とはいえ、多くの宿の方々が

「低価格で販売した場合、低評価の口コミが増える」

と感じていることは事実です。

最後に

低評価の口コミは、宿に長期的なダメージを与えます。

できる限り書かれないよう、ギャップを埋める対策を行いましょう。