どんなに注意をしていても、いつかヒューマンエラーは起こります。
「10,000円にしたつもりが、1,000円で予約が入ってしまった…」
今回は、このような操作ミスによる損失を防ぐBeds24の機能を紹介します。
損失を最小限に抑える、Beds24の『最低価格』機能
『最低価格:5,000円』に設定した例を解説します。
- 9,800円にしたつもりが、980円と入力していた
- 本来なら980円で予約が入るところだった
- 最低価格の設定により、5,000円の予約で済んだ
このように、操作ミスによる安すぎる金額での販売を抑制します。
「〇〇円以下で販売したら赤字になる」という金額を設定することで、
大きな損失を防ぐことができます。
設定方法
①プロパティ > 部屋 > セットアップをひらく
②ルールの枠までスクロール
③最低価格を入力してセーブ
以上で、Beds24カレンダーに最低価格未満の金額を入力したとしても、
OTAには最低価格の金額が流れるようになります。
※大半の方は、トライアル開始時に設定済みです。
最低価格の注意点
OTAの割引は適用される
最低価格で制御できるのは、Beds24からOTAに送られる価格までです。
OTAで割引を設定している場合、最低価格からさらに割引が適用されます。
最低価格は、OTAの割引も加味して設定しましょう。
最低価格への割引の適用は、以下のOTAで検証済みです。
- Airbnb
- Booking.com
- Agoda
- Expedia
- Vacation STAY
なお、Booking.comとVacation STAYから自動配信されるOTAに関しては、
割引が適用されることはないように見受けられました。
Expediaから自動配信されるOTAは、最低価格に割引が適用されます。
設定したことを忘れてしまう
最低価格をなんとなく10,000円に設定して、そのことを忘れた場合、
- 価格競争が始まったため、9,000円台で販売することが決定
- 9,000円台で設定しているが、OTAでは10,000円と表示される
- どうやっても10,000円にしかならないため、現場は混乱
このような事態に陥ってしまいます。
こうならないよう、最低価格の設定は定期的に見直しましょう。
最後に
操作ミスによる損失は、Beds24の『最低価格』機能で防ぎましょう。
OTAの割引を加味した上での設定をお忘れなく。