基本人数(詳細後述)は、平日と週末で分けて販売しましょう。

平日の稼働率が上がり、週末の客室単価が上がる効果が期待できます。

基本人数とは

基本価格で泊まれる最大人数を意味します。

以下、6人部屋で『基本人数が3名』の場合の例です。

  • 3名までは基本価格
  • 4名以降は1名ごとに追加料金が発生

という値段設定になります。

1名の予約でも、2名の予約でも、3名の予約でも、料金は2万円です。

4名以上の予約の場合、3名を超える人数ごとに追加料金が加算されます。

この基本人数は、年間を通して変更しない宿が多いです。

しかし、弊社は平日と週末で基本人数を分けることをオススメします。

平日と週末で基本人数を分ける目的

平日と週末で基本人数を分けるのには、以下2つの目的があります。

  • 平日の稼働率アップ
  • 週末の客室単価アップ

平日は基本人数を少なく設定

平日は、稼働率が低い傾向にあります。

稼働率を上げるために、基本人数を少なく設定しましょう。

上の例でいうと、2名のゲストでも気軽に予約することができますよね。

基本人数を減らせば、平日の稼働率アップが期待できます。

週末は基本人数を多く設定

週末は、稼働率が高いため、大人数の予約獲得が望ましいです。

客室単価を上げるために、基本人数を多く設定しましょう。

上の例では、2名のゲストは予約しづらくなりますよね。

基本人数を増やせば、大人数の予約による客室単価アップが期待できます。

平日と週末で基本人数を分ける方法

OTA上で、料金プランを2つ用意しましょう。

  • 平日用料金プラン:基本人数は少なめ
  • 週末用料金プラン:基本人数は多め

以下画像のように、平日と週末で分けて料金を入力してください。

以上で設定は完了です。

ちなみに、

Airbnbには、料金プランの概念がありません

それゆえに、基本人数を平日と週末で分けることができないのです。

なお、Beds24と連動すれば、Airbnbの基本人数は分けて設定できます。

デメリットはほぼない

この機能の実際の利用者の声です↓

Airbnbの場合、平日から週末にかけての連泊になると、週末の基本人数が適用されて、割高になってしまい、これだけがデメリットといえます。

Booking,comでは平日から週末にかけての連泊も、問題なく平日の基本料金と追加料金+週末の基本料金と追加料金になります。

最後に

基本人数は、平日と週末で分けて設定しましょう。

平日の稼働率アップ、週末の客室単価アップの効果が期待できます。