サイトコントローラーの利便性は、各社が十分にPRしています。

しかし、デメリットについての説明は検索してもなかなか見つかりません。

今回は、サイトコントローラーのデメリットを包み隠さず紹介します。

サイトコントローラーのデメリット

コストがかかる

サイトコントローラーの導入には、初期費用や月額費用がかかります。

参考:ホテル予約サイトコントローラーのまとめ・比較

年間縛りの場合がある

サイトコントローラーによっては、1年縛りの契約が必要です。

途中で解約するにしても、1年分の支払い義務が生じます。

操作方法を学ぶ必要がある

操作方法を一から覚える必要があります。

OTAの操作方法とは異なる部分があり、最初は戸惑うかもしれません。

毎日2時間サイトコントローラーを触っても、サイトコントローラーのご利用に慣れるまでに1ヶ月はかかります。

つまり、「2時間*30日=60時間」は、サイトコントローラーの学習や設定に必要です。

OTAの一部機能が使用できなくなる

大前提として、在庫や価格はOTA上で操作できなくなります。

Airbnbでは、スマートプライシングが使用不可となります。

参考:「スマートプ⁠ラ⁠イ⁠シ⁠ン⁠グ⁠」と⁠は⁠?

ダブルブッキングがごく稀に起こる

複数OTAの在庫管理を一元化するサイトコントローラーですが、

100%完璧にダブルブッキングを防止できるわけではありません。

ごく稀ではありますが、ダブルブッキングが起こることがあります。

参考:Beds24でダブルブッキングが発生する確率を公開

実はデメリットではないこと

サイトコントローラーを導入すると、Airbnbの手数料が15%に増えます。
※導入前は3%

一見、「手数料負担が増えて、売上が下がる」と思いますよね。

しかし、これは誤った認識です。

ホストの手数料が増える一方で、ゲストの手数料はゼロになります。

手数料分を上乗せすれば、ゲストとホスト双方の負担は変わりません。

以下の表をご覧ください。

手数料の増加がデメリットではないことがよくわかります。

参考:Airbnb手数料増加≠売上低減(後略)

手数料増加にはメリットがある

手数料の増加で、ホストは以下のメリットを享受することができます。

  • 簡略な料金計算
  • 注目度のUP
  • 予約数の増加

参考:(前略)ホスト手数料の値上げで、ホストが得られるメリットとは

(番外編)Beds24の弱点

サイトコントローラーごとに、弱点があります。

弊社が販売するBeds24の弱点は、以下の記事で公開中です。

参考:Beds24の『弱点』を公開します

最後に

サイトコントローラーのデメリットを紹介しました。

導入予定の方の参考になれば幸いです。