宿を運営する上で、以下のような目標を掲げていませんか?
- ゲストに特別な時間を提供する
- 丁寧に清掃する
どちらも一見、素晴らしい目標に見えます。
しかし、振り返った時に、達成できたか否かの判断が困難です。
目標には、必ず数字を入れるようにしましょう。
宿の目標には、OTAのクチコミ点数を入れるのがオススメです。
計画的なクチコミ改善による、売上アップが期待できます。
良いクチコミが入れば、現場の士気も高まります。
なぜ目標に数字を入れるのか
目標に数字を入れるべき理由は、大きく2つあります。
①達成か、未達かの判断ができる
②目標達成のための行動計画が明確になる
数字が含まれていれば、目標に達したかどうかの判断は簡単です。
逆に、数字が含まれない目標だと、正確な判断は不可能と言えます。
また、数字を入れることで、中間目標や行動計画も立てやすくなります。
クチコミ点数を目標に入れるべき理由
クチコミ点数を目標に入れることには、以下のメリットがあります。
- 実際に泊まるゲスト(第三者)が評価するため、公正である
- 良いクチコミが入れば、現場の士気が上がる
- クチコミ点数が上がれば、稼働率が上昇し、売上が増える*
*出典:トラベルボイス
数字を入れた目標の立て方
目標、期日、行動計画を設定します。
①目標
前述の通り、数字を入れた目標を立てましょう。
②期日
期日を決めることで、中間目標の設定ができます。
また、定期的な行動計画の見直しも可能です。
③行動計画
具体的で明確かつ、実現性の高い『やること』を決めましょう。
「一生懸命やる」
「定時の1時間前に出社する」
のように、具体性や実現性にかける内容はNGです。
数字を入れた目標の例
目標を立てる上での注意点
①多くの目標を立てるのはNG
どの目標に優先的に取り組むべきか、わからなくなる可能性があります。
結果、どの目標も達成できないということになりかねません。
②なんとか達成できそうな目標を立てる
低すぎる目標は、努力する必要がなく、意味がありません。
逆に目標が高すぎる場合は、すぐに諦めてしまう原因になります。
最後に
宿の目標には、OTAのクチコミ点数を入れましょう。
計画的にクチコミを改善することで、売上アップが期待できます。