なぜ悩みやストレスが生まれるのか
悩みやストレスは、目の前で起こっている現象から生まれるのではなく、自分の心の反応によって生まれます。反応さえしなければ大半の悩みとストレスは解消することができます。
1.ムダな反応をしないためにはどうすればいいか
①大半のことは判断しなくていいということを知る
この世の中の大半のことは良し悪しを判断する必要がありません。ムダな判断は、ムダな反応、悩みに繋がります。貴重な時間を消費し、一度判断したことに縛られ、学ぶ機会を失うため、ムダな判断はやめましょう。
②判断・反応するかどうかを仕分ける
とはいえ、判断しなくてはいけない場面はあります。判断するか否かの基準は「自分にとって有益かどうか」です。条件反射で反応する前に、「有益かどうか」を基に判断するか否かを決めましょう。
例)スタッフ「Aさんが101号室のお客さんと遊びに行ったらしいよ」
→「お客さんとプライベートで遊ぶのはよくない」と判断・反応しても余計なストレスを抱えるだけで仕事は前に進まない(=有益ではない)ので仕事に集中しましょう。
2.反応してしまった場合の、反応してしまった後の対処法
①観察する(軽い悩みやストレスの場合)
悩んだり、ストレスを感じたら、第三者目線で自分を眺めましょう。突発的な感情は6秒しか持続しないため、一瞬自分を観察することで悩みやストレスは軽減します。これは、欲望が出た際にも有効な対処法です。
②書きなぐる(複雑な悩みの場合)
悩んだり、ストレスを感じたら、その内容を紙(PCやスマホでもOK)に3分以内で書き出しましょう。
- 何に対して悩んでいるのか
- どう考えているのか
- その考えに対し、どう行動するか
具体的な行動を可視化することでストレスは軽減されます。あとは行動するだけです。具体的な行動が思いつかない場合は、自力では解決できない問題なので、忘れましょう。
3.人生のゴールは納得である
成功とは、「自分自身が納得している」ことです。自分の人生を周りに判断されたとしても、ムダな反応をせず、ありのままの自分を受け入れ、微笑んで生きていきましょう。