Stripeアカウントの情報に、宿名を明記していますか?

宿名の記載がない場合、返金せざるを得ない状況に陥る場合があります。

このような事態を避けるために、Stripe上に宿名を明記しましょう。

返金せざるを得ない状況とは

ゲストが宿泊費の決済を、「不正である」と誤認してしまった場合です。

誤認につながる例

あなたが、『海の家』という施設を予約したとします。

ある日、あなたに以下のような領収書がメールで届きました。

「株式会社Beds24ってなんだ?身に覚えがないぞ?不正利用か!?」

Stripe上に宿名の記載がないと、このような事態を招いてしまいます。

不審請求の申し出*をされると、最悪の場合、全額返金が必要です。
*不正利用であることを理由に返金を要求すること

何も不正を行っていないのに、こんなことになりたくないですよね?

こうならないために、Stripe上に宿名を記載しましょう。

Stripe上で宿名を入れるべき項目

領収書の項目を例に、Stripe管理画面の編集ページを紹介します。

1.公開ビジネス情報

編集ページ:設定 > 公開情報

ここで、請求書や領収書に記載される名称や連絡先を編集します。

該当ページの下部にある、『明細書表記』も設定必須です。

ゲストがカードの明細を見ても、不審に思わない名称にしましょう。

2.ロゴやカラー

設定ページ:設定 > ブランディング

運営会社のものではなく、宿のロゴや、ブランドカラーを設定しましょう。

プレビューでイメージを確認しながら設定することができます。

3.アイテム名

編集ページ:支払いを作成 > 請求書

請求書を作成する際、宿名や宿泊日も明記しましょう。

以上で設定は完了です。

今後は、ゲストに不正だと誤認されることはなくなるでしょう。

変更後の領収書のイメージ

それでもゲストから不審請求の申し出があったら

ゲストから不審請求の申し出があった場合は、反証資料を揃えましょう。

反証資料とは、不審請求が間違いであることを証明するための証拠です。

詳しくは、以下の記事をご参照ください。

参考:ストライプ(Stripe)不審請求の訴えに勝つコツ

最後に

Stripeアカウントの情報に、宿名を明記しましょう。

誤った不審請求の申し出を予防する効果が期待できます。