民泊の値付け作業、みなさんは何を基準に行なっていますか?
- 様々な要素を参考にしている
- 平日と週末でざっくり分けている、など
宿によって値付け方法は様々かと思います。
今回は、値付けのヒントになる2つのツールを比較してみました。
ツールを駆使して的確に値付けをしましょう。
①楽天トラベルの『直前予約空室カレンダー』
楽天トラベルで公開されている、地域ごとの空室カレンダーです。
約2ヶ月先までの空室状況が、地域別に細かく表示されます。
画像元:楽天トラベル
- 空室が多い=需要が少ない→値段を安くする
- 空室が少ない=需要が多い→値段を高くする
といった具合に、値付けの参考として使うことができます。
とはいえ、値段の増加率は自分で計算しなくてはいけません。
②Beds24の『ダイナミックプライシング』
Beds24のオプション機能です。
AIが競合施設やイベントのデータをもとに、最適な価格を算出します。
オススメは、3ヶ月無料トライアル付きの『ヒントプラン*』です。
*AIが算出したヒント価格を参考に、ご自身で価格設定を行うプラン
費用は月額税込:¥600/1部屋タイプです。
値段の増加率を計算する必要はありません。
ホストの直感を優先した値段調整もできます。
2つのツールを比較
Beds24のダイナミックプライシング*は正しく機能しているのかどうか。
*以下DPと表記
これを客観的に確かめるため、楽天の空室カレンダーと比較をします。
調査の方法
- 調査対象は東京23区の空室数と、東京のDPの価格
- 12月1日を基準に、12月1日〜1月31日までの増減率を算出
- 空室数の増減に伴い、DPの価格が増減しているか
2023年12月の調査結果
2024年1月の調査結果
調査結果の解説
①空室が増えている日=需要が少ない
Beds24のDPは、安い価格を提示
②空室が減っている日=需要が多い
Beds24のDPは、高い価格を提示
③上記の動きとは異なる、赤い★がついた日
12月の8日、15日、22日は直近1ヶ月以内の金曜日
期待値が高いため、Beds24のDPは高い価格を提示
1月1日は元旦のため、Beds24のDPは高い価格を提示
調査の結果、Beds24のDPは正しく機能していることがわかりました。
最後に
値付けに便利な2つのツールを比較しました。
ツールを導入し、的確な値付けによる売上最大化を目指しましょう。