Beds24ユーザー向けの内容です。
以前、Beds24でダブルブッキング*が発生する確率を公表しました。
*以下、DBと表記
今回は、上の記事で紹介していないレアケースのDBなどを紹介します。
いくらレアケースとはいえ、確率はゼロではありません。
予防策を身につけ、問題の発生を抑制しましょう。
まずは予防策から解説
『キャンセルされたら、該当OTAとの同期をアップデート!』
この作業を、キャンセルが出るたびに実施してください。
アップデートは、基本的に以下の設定ページから実行できます。
設定 > すべてのOTA > 該当のOTAのページ
例えば、Booking.comの場合は以下の場所にボタンがあります。
国内OTAは、上記のアップデートボタンがありません。
任意の日付を売り止めし、その後解除することで、アップデートされます。
レアケースの事例3選
Beds24で発生しうる、レアケースな問題の事例を3つ紹介します。
3つある事例のうち、2つはDBではありませんが、非常に厄介です。
事例1:DB解消からのDB
DBが解消すると、Beds24の在庫は-1から0になります。
在庫数は-1でも0でも、どちらも”予約不可”であることに変わりありません。
在庫に変更がないため、Beds24はOTAに在庫更新をしないのです。
しかし、該当のOTAはBeds24の”予約不可”の在庫よりも、
キャンセルで『予約不可 → 空室あり』の在庫を優先してしまいます。
この時にできた空室に予約が入り、DBが発生してしまうのです。
事例2:売り止めを無視
事例1と同じ原理で問題が発生します。
②の時点でホストが空いた日に用事を入れ、④の状態を迎えたら…
厄介ですよね。
事例3:手仕舞いを無視
②、③の時点で、
「手仕舞いを設定しているから、直近3日間に予約が入ることはない」
そう思いますよね。
しかしながら、同様の原理で④の事態になり得るのです。
共通点
- 予約がキャンセルされた
- しかしBeds24の在庫は”予約不可”のまま変更なし
この2つが重なった場合に、該当OTAの在庫が復活してしまうのです。
改めて予防策を解説
『キャンセルされたら、該当OTAとの同期をアップデート!』
これで、該当OTAの在庫はすぐに”予約不可”となり、問題を予防します。
最後に
キャンセルされたら、該当OTAとの同期アップデートを徹底しましょう。
レアケースの問題さえも、予防することができます。