「訪日外国人が多い都市と地方では、使われているOTAは異なるのか。」
今回は、Beds24の施設から、上記の疑問を解消していきます。
調査方法
地域ごとに、民泊で利用されているOTAをBeds24で調査しました。
同じ代行会社の施設を選ばないように、配慮しています。
訪日外国人が多い街
それぞれの地域ごとに、ランダムで30施設を選出しました。
- 札幌市
- 東京23区
- 大阪市
- 京都市
- 福岡市
- 沖縄市
地方
地図で検索をしても周りに駅や繁華街がない施設を、30施設選出しました。
国内OTAの比率を比較
国内OTAとは、具体的に以下の4つを指します。
- Vacation STAY
- 楽天トラベル
- じゃらん
- 一休.com(Yahoo!トラベル)
以下、地域ごとの国内OTA比率です。
東京、大阪、京都、沖縄の国内OTA比率はいずれも20%未満です。
地方は34.44%と、国内OTAの比率が高いことがわかりました。
地域別 利用されているOTA
以下は、各地域ごとの利用されているOTAの内訳です。
どの地域でも、AirbnbとBooking.comは9割近く利用されています。
札幌市
Vacation STAY、Googleホテル広告(民泊)、Expediaも人気です。
東京23区
半数がAgodaを利用しています。
大阪市
Agoda、Expediaの利用率も高いです。
京都市
Airbnb、Booking.com以外は、施設によって使うOTAが異なるようです。
福岡市
Agoda、Vacation STAYも人気があります。
沖縄市
約半数がExpediaを利用しています。
地方
Vacation STAY、じゃらんも人気があります。
最後に
訪日外国人が多い街と地方で、利用されているOTAの違いを調査しました。
地方では、国内OTAの比率が高いようです。