宿泊施設は、宿泊者名簿をゲストに記入してもらう必要があります。
民泊新法、旅館業法を問わず宿泊者名簿の設置は必須です。
今回の記事では、低コストで宿泊者名簿を管理する方法を解説。
ご自身の宿にあった方法を選択しましょう。
1.紙で管理
従来のアナログな方法です。
メリット
- 印刷代以外の費用はかからない
- システムを介さないため、エラーが発生しない
デメリット
- ゲストに手書きの手間をかけてしまう
- 保管するのに場所をとる、など
なお、この方法はシステムで一部記入を簡略化することができます。
情報をシステムから引用し、ゲストにサインだけを書いてもらうのです。
Beds24で簡略化する方法はこちら。
2.Googleフォームで管理
出典:Google Forms
こちらの方法で、Googleフォームを宿泊者名簿にする方法です。
メリット
- 無料のGoogleアカウントで作成可能
- スプレッドシートで名簿の管理が可能
- ゲストに事前入力してもらえる
デメリット
- ゲストはGoogleアカウントの取得が必要
- 中国本土からはGoogleフォームにアクセスできない
制限はありますが、無料で宿泊者名簿をオンライン化することができます。
3.Beds24宿泊者名簿で管理
弊社が販売している、格安なオンライン宿泊者名簿です(詳細)。
メリット
- 4か国語に対応
- 月額税込:¥1,200/1施設で利用可能
- ゲストに事前入力してもらえる
デメリット
- 名簿のリスト化ができない
- Beds24の予約に情報が反映されない
機能は少ないですが、Googleフォームで挙げたデメリットはありません。
※2024年3月現在、多機能化に向けて開発中です。
Beds24ユーザー以外の方でもご利用可能です。
4.オープンセサミで管理
業界最安値のチェックインシステムを利用する方法です。
メリット
- 業界最安値の月額:¥1,980(税別)
- 多言語対応、本人確認など、機能が充実
- リアルタイムでチェックイン状況の確認が可能
デメリット
- 部屋ごとにiPadが必要(自分で購入)
- OTAやサイトコントローラーとの連携は不可
- ゲストに事前入力させることはできない
入室後にiPadで情報を入力してもらう方法です。
低価格で高機能な無人チェックインが実現します。
その他のチェックインシステムはこちら。
最後に
低コストな宿泊者名簿の管理方法を紹介しました。
コスト削減、運用の効率化に役立てば幸いです。