要点
各OTAにレビューを貯めて、それを利用して手数料が無い自社HPの予約エンジンへゲストを誘導しましょう。
以下は、①→⑥の順番で読む図解です。
こちらの記事の執筆理由:
ホテル、旅館業では普通のこの「最低価格保証の自社HP誘導」は、民泊業界ではまだ浸透していません。理由として、民泊は不動産業者の方々を中心に、宿以外の他業界からの参入が多いため、自社HPで販売したご経験が無い民泊管理者の皆様が多い為です。民泊を運営する方に、自社サイトでの販売という方法をお伝えしたく、この記事を執筆しました。
Beds24のご利用の方の多くはAirbnb、Booking.com、エクスペディアにレビューを貯めて、それらのレビュー(口コミ)を読んだ宿泊客を手数料分安い最低価格の自社HPに誘導しています。
掲載サイトをこれらの3つに絞る意味:
多くのサイトに掲載するデメリットは、口コミが分散してしまうことです。故に、特に開業当初の施設はこれら3つのOTAだけに掲載し、口コミを貯めましょう。これらのOTAでそれぞれ口コミが10以上になったらCtrip、アゴダ、楽天ライフルステイなどのサイトに掲載しましょう。
また、これら三つ以外を訪日外国人はほとんど使いません。
訪日外国人の予約割合は、Booking.comが6割、Airbnbが2割、エクスペディアが1割、その他が1割有るか無いか程度です。
更に、これら3つのOTAは外国人とトラブルになった時もOTAのサポートが仲裁してくれるので施設側も安心です。
口コミは幾つ必要か:
Booking.comに限りませんが、各サイトに掲載される口コミが10個以上無い場合、普通の値段で売れないことが弊社の調べで判明しています。口コミが十以下の場合、想定している価格の40%くらいにしないと予約が入りません。
ゲストたちは値段、写真、口コミで施設を予約するかどうかを判断しています。
そして、口コミが各予約サイト(OTA)で10以上有ると、1~2割の予約者はOTAでは予約せず、各予約サイトで皆様の施設名をコピーし、手数料分安いだろうと、グーグルの検索窓に皆様の施設名をペーストし、検索して自社HPを探しに来ます。
どれくらいの自社HP経由の予約割合を目指すべきか:
シンプルでも写真が多い自社HPと予約エンジンがあれば、弊社調べでは売上の1~2割は自社HP経由になります。
口コミを貯める方法:
最大宿泊日数を各サイトで5日にして、閑散期に値段を安くし、可能な限り多くのグループに安く泊まってもらって口コミを貯めましょう。最大宿泊日数を無制限にすると、1ヶ月長期の1組のお客様に宿泊されるという自体が発生します。これだと口コミが貯まりません。
そもそも宿のホームページはどう作るのか:
ホームページ自体は、このバズ部の方法で作成すれば、ほぼ費用無しで自社でホームページを作れます。凝らない方であれば、2~3日で作成可能です。
お宿のホームページを作成頂いたら、弊社にお問い合わせ頂ければ、弊社のサポートが宿のホームページから集客する為の予約エンジンの設置をお手伝いします。Beds24の予約エンジンの費用はBeds24の基本使用料に含まれています。
Beds24の予約エンジンは、ストライプという決済アプリを利用し、ストライプの決済料金である3.6%の決済費用だけで遠隔事前集金も可能です。
もちろん、遠隔集金せず、ゲストの予約時はクレジットカード情報が正しいかどうかだけを確かめ、基本的に現場で集金し、ノーショーしたゲストには「予約時に提出してもらったクレジットカード」に請求する。ということも可能です。
以上です。