結論
宿が実施すべき解決策(Expedia編)
- Expediaの担当者に相談して、事前決済だけにしてもらう。
- Expediaの担当者が、宿の担当者に「今、エクスペディアコレクト(事前決済のこと)だけの契約はしてない」と言われたら、「では、弊宿はエクスペディアへの掲載はやめます」と交渉してください。
- Expediaのホテルコレクト(現地決済)と、エクスペディアコレクト(事前決済)の違いについては、以下の二つの記事をご参照ください。
2018.10.28 Expediaの決済方法を考える丨現地決済は手数料は安いがノーショー(不泊まり)リスク大
2018.12.9 Expediaの決済方法を考える Vol.2丨実はBooking.comの現地決済よりリスキーかも?
結論、宿にとってはクレカの手数料のことも含めて考えれば、事前決済だけの契約が最も有利です。事前決済だけの契約にしてもらいましょう。
宿が実施すべき解決策(Vrbo編)
結論、予約された瞬間にクレジットカードにチャージする設定にしましょう。
まずはVrboのサポートに相談し、キャンセルポリシーと前払いポリシーで明確に、「予約時に宿泊金額の100%をクレカに徴収します」と記載します。
そして、Vrboからの予約のクレカにチャージできなかったらすぐにキャンセル処理(3日以内)をする社内手続きを明確に決定しておきましょう。
サイトコントローラーのBeds24では、チャージできなかった予約は管理画面で紫で表示されます。紫の予約は特別に宿の管理者に「クレカへチャージできなかった。Beds24でキャンセル処理が必要」と、自動でEメールも飛ばせます。
Vrbo関係の自動Eメールや自動集金の詳細は、Beds24のサポートへこちらからご連絡願います。
最後に
今は、訪日外国人がほぼ存在しないので、「ExpediaやVrboを利用する意味はほぼ無い=当該記事の設定も意味はほぼ無い」という状態かもしれません。
しかし、イギリスで2020/12/8に、世界最大の製薬会社のファイザーのコロナワクチンの接種も始まりました(東京新聞の参照記事)。
東京オリンピックまでには、訪日外国人が日本へ戻ってくる可能性があります。
その時を見据え、訪日外国人集客に強いExpediaやVrboの設定をしっかり見直しましょう。