結論

じゃらんは、76.7%、楽天トラベルは62.89%はスマホからのアクセスです。

恐らく、自社HPから予約する予約者たちも、スマホ利用率は、約7割でしょう。

自社HPを作るときは、パソコンで作成することがほとんどです。

しかし、HPの見た目、予約のしやすさなどはスマホで確認しながら自社HPの内容を編集しましょう。

スマホ割合の検証方法

  • シミラーウェブ(サイトへ)というサービスで、2020年8月~2020年10月にじゃらん、楽天トラベル、Booking.com、Airbnbが、ウェブかスマホかどちらからアクセスされたかを検証しました。
  • 検証結果から、じゃらんと楽天トラベルへのアクセスの約7割はスマホということが分かりました。
  • 参考までに、Booking.comは、スマホが54.77%。Airbnbは37.52%がスマホでした。
  • Booking.comとAirbnbの数字には、日本人以外の全世界の人の行動履歴が反映されています。コロナ危機の今は、Booking.comとAirbnbの数字は参考程度にするだけで十分です。将来、訪日外国人を相手にする場合は、考慮すべき情報になります。

今後もスマホ割合は増加傾向

こちらのサイトの一部分を以下の画像で表示しています。

明らかに、スマホの利用率が上がっており、特に50~60代の人たちで上昇率が顕著です。

今後も、スマホ割合の上昇は数年続くでしょう。

最後に

自社HPを作るのはとても大変な作業です。

作っただけで満足し、あとは放置になってしまうお宿様は多いかもしれません。

作って放置する前に、せめてスマホから予約しやすいか、情報は見やすいかなどのチェックをするまでやり切りましょう。

ところで、パソコンで見た時、画面が大きいので、たくさんのコンテンツをHPに入れたくなります。

しかし、スマホで見るとパソコン向けの量のコンテンツは多すぎることが多く、パソコンで見たときにテキスト量や、画像の数が物足りなくても、スマホで見た時に必要十分なコンテンツを掲載すれば大丈夫です。