結論

  • 日本は今、コロナ危機で訪日外国人がほぼいない特殊な状況です。
  • この状況で、私はグーグルトレンドで、本日(2020/11/14)から過去3ヶ月間に「ブッキングドットコム、Airbnb、じゃらん、楽天トラベル」の4つの単語がどれくらい日本国内で検索されているのか、調べました。
  • 結果として、
    じゃらん:60
    楽天トラベル:51
    ブッキングドットコム:2 
    Airbnb:1 
    というじゃらんが圧倒的1位結果となりました。

お時間無い方は、これ以上この記事を読み進めずで大丈夫です。

結局、じゃらんの圧倒的1位

以前、シミラーウェブで国内OTAを比較した記事を書きました。

国内OTAランキング(結論:じゃらんが圧倒的1位)

この記事以降、私はどうすれば海外OTAと国内OTAの集客力を比較できるか、 悩んでました。

上記の国内OTAランキングで使ったシミラーウェブ(サイトへ)は、ブッキングドットコムと、じゃらんを比較する場合、全世界の人が使うブッキングドットコムと、日本人しか使わないじゃらんを比較してしまいます。

これでは、全世界を相手にするブッキングドットコムの方が集客力が優れてるという結果が出てしまうのは当たり前です。

そこで私が目をつけたのは、「グーグルトレンド(サイトへ)」です。

コロナのこの状況で、

ブッキングドットコム、Airbnb、じゃらん、楽天トラベル、それぞれのキーワードが日本国内でどれくらい検索されてるのか、一発で期間指定して検索できます。

その結果が以下です。

楽天トラベルも頑張ってはいます。しかし、圧倒的にじゃらんがほぼ全期間に渡って1位です。

海外OTAは見るも無惨な結果です。

もちろん、検索されるからと言って、宿への集客力が絶対高いとは言い切れませんが、

「OTAの名前が検索される回数」=「OTAの宿への送客量」

と考えて差し支えないでしょう。今は、じゃらんと楽天に掲載しないと宿は集客が難しい状況です。

楽天トラベルの集客再開は年明けか

ところで、こちらの楽天トラベルのページの先に、以下の画像のように書かれています。

上記の画像の件を踏まえ、

私が楽天トラベルの内部の人に、

「いつ新規アカウントが作れるようになるのか」

と聞いてみたところ、以下のように回答がきました。2021年1~2月には、新規アカウントが作れるようになるようです。

 

最後に

結局、じゃらんが圧倒的優位です。

ただ、じゃらんは、民泊新法や特区民泊の物件を掲載できません。旅館業の許可物件のみ掲載可能です。

一方、楽天は楽天バケーションステイ経由なら、民泊新法や特区民泊の物件も掲載できます。

楽天バケーションステイ経由の楽天トラベル掲載についての詳細は以下の記事をご覧いただければ幸いです。

記事:楽天バケーション経由で楽天トラベルで集客する際の検討点