現状の楽天トラベル(以下:楽トラ)、楽天バケーションステイ(以下:楽バケ)、Beds24の関係
- 楽バケ経由で楽トラアカウントを開設Beds24と楽トラと在庫連動は以下の画像のように可能です。
- 2021/2/5より、Beds24と楽トラは直接連動ができるようになりました。
楽トラ、楽バケの表示の関係
楽トラ(これは集客されます)
↑
サイトコントローラー
↓
楽バケ(これは集客されます)
↓
楽トラ(これは集客されません。この楽トラを集客するには、上記の下線がついた楽トラを楽トラサポートセンターの指示の元、非表示にする必要があります)
—
サイトコントローラー
↓
楽バケ(これは集客されます)
↓
楽トラ(これは集客されます)
—
*つまり、楽トラに宿は二重で表示されません。
楽バケに新規掲載した宿が楽トラで掲載されるまでにかかる日数
- 約1ヶ月です。
Beds24を楽バケ経由で楽トラに掲載する最大のメリットは自動メール送信
- 通常、楽トラはねっぱんなど、日系サイトコントローラーに予約者のEメールを開示しない。故に、サイトコントローラーで設定した「予約確認のメール」などの自動メールを楽トラ経由の予約の人に自動で送れない。
- しかし、楽バケ経由で楽トラを管理すると予約確認メールを自動で飛ばせる。
- 楽バケは、サイトコントローラーから楽バケに送信されたメールを人力で楽トラに転送している。
- Beds24は、楽トラと直接連動し、日系サイトコントローラーで実現できない自動で楽トラのEメールも取得可能。
他のメリット①:「清掃費」を設定可
- 楽バケ経由で楽トラに掲載する他のメリットは、一滞在毎に発生の「清掃料」を設定可能なこと。
- 楽バケで設定した清掃料(1滞在単位で発生する費用)は、楽天トラベルでは、宿泊料に上乗せされます。楽バケ管理画面の以下の画像の部分に記載があります。
楽バケ経由で楽トラのアカウントを運用するデメリット①:予約者に表示される価格を管理できない
- 楽バケ経由で楽トラで値付けすると、ゲストが負担する費用が発生します。この費用の額を宿は決定できません。宿泊費用によって、ゲストが負担する額、%が変化します。
- 故に、ゲストに表示される価格を宿が厳密に管理することが難しくなります。
- 出典は、こちらのリンク先に以下の画像のように記されています。以下の画像では、宿泊者には宿が設定した10,000円ではなく、10,700円などが表示されます。超過した700円の金額分は、楽バケが予約者から徴収します。
- これにより、宿泊者は「10,700円払った」と認識し、宿は「10,000円を設定した」と認識し、宿泊者と宿の担当の間で価格の認識の相違が発生することがあります。
楽バケ経由で楽トラのアカウントを運用するデメリット②:口コミが引き継げない
- 昔から楽トラを運用してきて、多くの口コミが楽トラの既存アカウントに貯まってる場合、既存の口コミが多く存在する楽トラのアカウントを割高の手数料で利用することは理に適っています。良い口コミの集客への効果は絶大です。
- 楽バケ経由で楽トラの集客をする場合、楽トラのアカウントは新規で作成する必要があります。既存の口コミが貯まってる楽トラのアカウントが存在しても、それを楽バケ経由での集客で活用することはできません。
楽バケでの 民泊【Vacation STAY提供】の表示
- 楽バケ経由で楽トラで集客すると、楽トラで「民泊【Vacation STAY提供】」の表示が以下の画像のようにされてしまう。
- この表示は、メリット、デメリット、どちらも存在する。
- 予約者がこれをみて、「なんだこの表記は?」となって予約される確率が減るデメリットの可能性がある。
- ただ、楽天トラベルにくる予約者は、恐らく主に「ホテル」や、「旅館」を探している。新しい業態の「民泊」を探していることは稀である。
- 故に、メリットとして、民泊はこの表記があると「民泊に泊まりたい人だけ」を集客できる。
- そして「ホテルに泊まったつもりだったのに、民泊だった。受付がなかった。」などという口コミを書かれるリスクが減る。
- 民泊の施設は、メリットの方が大きいと、弊社は考えます。
- 民泊以外の施設は、宿のオーナーの判断でメリットと、デメリットを比較する必要があります。
- この「民泊【Vacation STAY提供】」の表示は、現状、宿は楽天トラベルから消すことはできない。