結論

そのシステム会社のホームページに消費税が税か税かの表示の有無です。

表示が有れば、筆者はその会社に対して信頼度を増します。表示がなければ、「何か、隠したいことがあるのか」と考えます。

「税抜」と表示されてたら、「税抜。信頼できない!」とは、私は考えません。

「税抜」と明快に書いてあれば、それは宿の担当にとっては親切で、そのシステム会社は信頼できると筆者は考えます。

「税抜」の表示の事例:ねっぱん

以下は、宿業界の経営者の99.99%が知る、楽天の関連会社提供の「ねっぱん」の料金表示ページです。

「税別」と表示されています。「税込」の値段を計算するには、電卓で計算する必要がありますが、税について表記されているので信頼できます。

「税込」の表示の事例:Beds24

当社の扱うBeds24は、以下の画像のように税込表示です。こちらには、筆者の私の「宿の担当者の手間を省きたい。電卓で税込を計算させたくない」という気持ちを込めています。

税込か税抜を探す効率的な方法

そのシステムの価格の表示ページで、ctrl + F(Macではcommand + F)で、「税」と検索しましょう。

以下の画像のように、税金についての表示が有れば検索がヒットします。

もし検索結果が、税の文字で存在しない場合、筆者の私のその会社に対する信頼は極度に低下します。

 

価格の表示がない場合は経営的にどうなのか

その会社のシステム利用時の料金表自体の表示が無いシステム会社のサイトも存在します。

サイトコントローラー業界の大手の

手間いらず(サイトへ)

は、サイト上でシステム利用料金を公開していません(2020/12/5現在)。

「利用料金が気になる方は、当社へお問い合わせください!」という、戦略です。

筆者にとって、これは宿の担当に親切なのかどうかという疑問は残ります。

ただ、上場会社の手間いらずの業績を見ると、とても良い決算を発表しています(決算情報はこちら)。

経営的には、もしかしたら価格の情報はサイトに掲載しない方が正解なのかもしれません。

 

 

税抜、税込表示してないサイトコントローラー、PMS、予約エンジンの会社は存在するのか

2020/12/5現在、筆者は、「存在する」と断言できます。ただ、他社の評判を落とすようなことはしたくないので、ここでは割愛します。

 

それぞれの場合の信頼度を筆者の主観で数字で表現すると

 ①信頼度(10段階評価で10):

料金利用のページに、税込か税抜かの表示がある。

 ②信頼度(10段階評価で9):

そのシステム会社のウェブサイトに、税込か税抜かの表示そのものが無い。「利用料金が知りたいなら、お問い合わせください」の戦略を採用してる会社が該当。

 ③信頼度(10段階評価で3):

価格の表示が有るが、税抜、税込の表示が無い。

最後に

一事が万事 という言葉があります。

税抜、税込の表示があるかどうかという細かい点で、私にとってはそのシステム会社への信頼が大きく上下します。あなたの場合はいかがですか。

少し話はそれますが、

サイトコントローラー、予約エンジン、PMSという、宿に必須のシステム会社の料金は、明朗会計とは言えません。

なぜなら、初期費用、ランニングコスト、税込税抜….などなどの表記が業界で統一されてないためです。

故に、サイトコントローラーを販売する会社の代表の筆者が、それぞれのシステムの利用料金を明快に比較するため、以下の記事も当社から公開しています。もしよろしければご覧ください。

宿の開業前、サイトコントローラーなどシステム会社にすべき1つの必殺質問