ドラクエの島
筆者の長坂が、ブログネタを求めてTwitterと仕事場の間を彷徨ってたところ、以下の画像のツイートを目にしました。
淡路島に行きたい...が最初の感想
私は、1984年生まれ、35才です。TVゲームが大好きです。
ドラクエは、物心ついた時から遊んでます。小学生の時は、ドラクエのことしか考えてませんでした。
大人になった今でも私はさまざまなドラクエで遊びます。
このドラクエのイベントの詳細はこちらで公開されています。
私はこのイベント、行きたいです。
このようなイベントは誰が考えるのか
正直、誰が最初にこのドラクエの島の案を起案し、ここまで具現化できたのか。
それは発表されてません。
しかし、私が考えるに、このようなイベントは1人~3人くらいの熱狂的な人たちが中心となり、何年も調整して計画して試行錯誤して準備してきたのだと思います。
このイベントは、誰も模倣できない、とても差別化されたものです。
差別化
ところで、私はBeds24というサイトコントローラーを売る小さい会社の代表です。
弊社は小さい会社なので、大きいサイトコントローラー会社が実施してこないことを実施して生き残りを計ります。
宿の経営も同じです。大企業が、近隣の競合が真似できないことを最初から志向しないと、長期的には生き残れない。倒産してしまう。
淡路島でこのドラクエの島のイベントがどのくらいの期間実施されるのかわかりませんが、淡路島の宿、飲食店、交通、観光などの会社は大きな恩恵を受けるでしょう。
ドラクエというコンテンツで差別化された淡路島は、観光地として大きな差別化が実施されることになります。
宿の差別化が難しい理由
30人以下の宿を作るにも、1000万円ほどの初期費用がかかることはザラです。
なので、どうしても尖った宿を作ってリスクを取りにくい。
なので、万人受けする尖らない宿ができてしまい、価格競争に巻き込まれてしまう。
最後に
当社は、起業して7期目(つまり今は7年目)に入りました。
大抵の会社は、3年以内に消滅してしまいます。
当社が生き残っているのは、もちろん運もあります。
ただ、私を含めた3人の創業者が差別化されたビジネスの創造に熱狂的に取り組んできたので、ここまで生き残れたのだと思います。
ドラクエを淡路島に呼ぶなどという、もう意味不明なくらいの途方もないアイディアを具現化した最初の起案者は、きっと熱狂的な人だと思います。もしかしたら、変人…と呼ばれる人かもしれません。
しかし、そういう人だけが淡路島にドラクエを呼ぶなどという壮大な差別化がなされた、模倣不可能な仕事ができるのでしょう。
皆さんも、ドラクエを皆さんの宿や街に呼ぶのはできなくとも、この春に淡路島に行って、ドラクエを体験し、差別化をもっと深く考える事に時間を割いてみませんか。