ホテルモードのアルゴリズムは、常に残り客室を販売するために市場と比較した価格設定を試みます。
しかし、市場やアルゴリズムとは異なる戦略を使用したい場合があります。
リードタイム調整とは、到着までの残り時間に基づいて、パーセンテージでの価格調整を行うことができる機能です。
これにより、例えば早期予約者により安い価格を提供するといった戦略を使用することができます。
リードタイム調整は正の値と負の値の両方が可能です。

リードタイム調整は、設定された最低価格と最高価格を上書きすることはありません。

＜使用例＞
例1：チェックイン直前の価格をさらに下げる

空室を避けるため、残客室を売り切ってしまいたい場合があります。
この場合、直前の日程をホテルモードが提案するよりもさらに安い価格するため、直前で10%さらに下げる、と言ったことも可能です。

例2：3ヶ月前の予約に対して価格を上げる

早期予約者は価格に対する感度が低いことがわかっている場合、3ヶ月前からの予約に対してより高い料金を設定したい場合があります。
この場合、3ヶ月以降のすべての価格に5％の増額調整を設定できます。

例3：競合他社の価格戦略を先取りする

競合他社が到着2週間前に価格を下げることに気づいた場合、4週間前から2週間前までの期間に価格を下げることで、これを先取りできます。
競合他社が価格を下げる前により多くの予約を獲得できます。その後、既に高い稼働率を確保しているため、予約時期が近づいてもより高い料金を提案できます。

例4：早期予約促進戦略

直近4-6週間前に価格をさらに下げて、その期間により多くの予約を期待できます。

リードタイムを活用しましょう

リードタイム調整機能を活用することで、お客様のホテルの特性や戦略に合わせた、より柔軟な価格設定が可能になります。

早期予約促進から最終日の価格戦略まで、様々なシナリオに対応できます。

その他ホテルモードの詳細につきましては、メールサポートよりお問い合わせくださいませ。