2020年12月からAirBnBの手数料が大幅アップ

Beds24などのサイトコントローラーに連動されている施設は、2020年12月からAirBnBの宿側の手数料が3%→15%に上がりました。
よって、AirBnBの販売価格を手数料分割安にされているご施設様は、AirBnBの宿泊金額の見直しが必要かもしれません。

販売価格の見直しについて

もし販売価格を見直しされる場合は、価格のリンク設定のヘルプページをご参考いただき、オフセット率をご修正いただく等ご対応をお願いいたします。

設定方法がご不明場合、Beds24サポートへ「AirBnBの販売価格を手数料分、他OTAと揃えたい」旨をご相談ください。

AirBnBの手数料について、2020年10月にAirBnBからホストへ一斉送信された原文

件名:
サービス料体系の変更(API連携ホスト限定)
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本文:
現在Airbnbのサービス料体系には、①ホストとゲストでサービス料を分担する分担型と、②サービス料全額をホストが負担する固定型ホストサービス料の2種類がございます。

②の固定型を利用し、ホストが最終価格をコントロールしやすくすることで、価格競争力の維持や、平均17%*の予約数増加に繋がったことがわかりました。

このような結果に基づき、2020年12月7日以降、外部ソフトウェアをご利用されているホストにご利用いただける手数料体系は固定型ホストサービス料のみとなります。これにより15%のサービス料がホストの受取金から差し引かれるようになり、ゲストにはサービス料が請求されなくなります。12月7日以降に入った予約に対してこちらの手数料が適用となりますので、それまでに価格調整の準備などを早めに進めていただくことをお勧めしております。

※固定型ホストサービス料を既に導入されているホストの皆さまは、2021年1月1日の予約分より手数料が15%に変更されますのでご留意ください。

Beds24をご利用の方へ

Airbnbの値段を100%とすると、Booking.comの値段は120%に自動で変換されるBeds24の機能「価格のリンク」は、ご自身でその値段の%を変更可能です。

もしご自身で変更された場合、以下を必ずご確認ください。

1.Airbnbの値段が、Booking.comに対して安すぎたり高すぎたりしないか
2.Beds24の管理画面や、Booking.com、Airbnbの表示されてる金額が適切か

最後に

元々、Airbnbのホスト(宿側)は売上の3%をAirbnbに納めていました。

そして、ゲストが10%~20%の費用をAirbnbに納めていました。

詳細は省きますが、この手数料制度は欧州で何かしらの法律に触れているようで、世界中でAirbnbは、ホストが手数料の全額を負担する制度に移行しています。

Booking.comやじゃらんなど、Airbnb以外の全ての主要OTA(楽天バケーションステイを除く)は宿側が手数料を全負担する制度です。

Airbnbが、通常のOTAに手数料制度を合わせてきたのは、以下の参考記事のように、2020年に上場するため、適法性を高める狙いの一旦と筆者は考えます。

参考記事:Airbnb、上場先にナスダックを選択-IPOを年内実施へ 発行日:2020年10月28日