結論
- 楽天バケーションステイの部屋Aの最低料金設定が5000円とします。
- サイトコントローラー(例:Beds24)から楽天バケーションステイの部屋Aに送られている価格が5000円未満の場合は、連動エラーが発生します。
- 連動エラーが発生すると、楽天バケーションステイはサイトコントローラー(例:Beds24)の在庫数を無視し、さらに継続して予約を受け付ける為、最悪の場合ダブルブッキングします。
対策
- サイトコントローラーの管理画面ではなく、楽天バケーションステイ管理画面で設定する「最低料金」を1000円にしておく。
- こうすると通常、一泊1000円以下で販売することは無いため、サイトコントローラー(例:Beds24)などで1000円以下が設定されることは無く、連動エラーとダブルブッキングが発生しない。
Airbnbの場合は、ダブルブッキングは発生しない
楽天バケーションステイのライバルに、Airbnb(サイトへ)があります。
Airbnbにも、「最低料金」という項目があります。
サイトコントローラーであるBeds24が最低料金(例:10000円)を下回る（例:8000円)をAirbnbに送信すると、「最低料金の10000円」で部屋が販売されます。
おそらく、本来はこのAirbnbのシステムの動きが「正しい」です。
人間のミスでサイトコントローラーに異常な安値を設定してしまい、その値段で販売をするのを防ぐために最低価格という項目があるはずです。
バケーションステイの「最低価格を下回る価格をサイトコントローラーから送信するとダブルブッキングする」というのはリスクが高いシステムです。
Airbnbはフェールセーフになってて、楽天バケーションステイはなってない
フェールセーフとは、wikiから抜粋の以下のことです。
- フェイルセーフ（フェールセーフ、フェイルセイフ、英語: fail safe）とは、なんらかの装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合、常に安全に制御すること。またはそうなるような設計手法で信頼性設計のひとつ。これは装置やシステムが『必ず故障する』ということを前提にしたものである。
この記事の「結論」で言及したように、楽天バケーションステイで設定した最低料金以下の値段をサイトコントローラーから流すとダブルブッキングします。これはフェースセーフではありません。
楽天バケーションステイのシステムは、フェールセーフの観点から改善の余地が有るように私は感じます。
最後に
楽天バケーションステイは、以下の記事*(1のように多くのメリットもあります。
ただ、上記のようなダブルブッキングのリスクのデメリットも有ります。
故に、楽天バケーションステイのアカウントを開設する際は、常に楽天バケーションステイの管理画面で「最低価格を1000円」にしてダブルブッキングのリスクを減らしましょう。
参考記事：
